にゃん分間待ってやる

「文章の書き方」や「アクセスアップ」などブログ運営のテクニックを解説。

Googlebotのクロール状況を確認する方法

Googleクローラーはどれくらいの頻度で仕事をしているのか?

Google Search Consoleから毎日インデックス登録のリクエストは送っているけど、Googleはちゃんとクロールに来てくれているの?」

「インデックス登録をリクエストなんてしたことないけど、それだとGoogleはクロールに来てくれないの?」

そんな疑問にお答えします。
今日のお話は、Googleクローラーがどれくらいの頻度で自分のサイトへやってくるのかを確認する方法です。

ブログ記事がGoogleの検索結果に表示されるまで

ブログの記事がGoogleの検索結果に登場するまでには以下の3つのステップがあります。

  1. Googlebotがブログをクロールする
  2. 記事がインデックスされる
  3. 記事が順位付けされる

Google検索に自分の記事が表示され、読者にブログへ来てもらうためには、とにもかくにもGoogleのクロールを呼び込まなければ始まりません。
そんなときは、Google Search Consoleからインデックス登録をリクエストすると、Googleがクロールに来てくれます。

Google Search Console、インデックス登録をリクエストする方法
Googleにインデックスしてもらおう ブログのアクセス数を伸ばすには、Google検索からの流入は大切です。 Googleの検索結果に自分のサイトが表示されるためには、Googleにあなたのサイトをインデックス(登録)してもらう必...

クロール統計情報を確認する

Google Search Consoleの中に、「クロールの統計情報」を確認できる機能があります。

Google Search Consoleへ未登録の人は、下記の記事を参考にサイトを登録しておきましょう。

Google Search Consoleへの登録方法
ブログのアクセスを伸ばすには、Googleにインデックスされるのが大事 ブログを始めたばかりの頃は、Twitterだったり、ブログ村・ブログランキングなどのランキングサイトであったり、自分で記事の宣伝をするとちらほらと読者がやってくるよう...

Google Search Consoleでサイトを選ぶ

Google Search Console
Search Console でプロパティに関する Google 検索結果データを監視できます。

Google Search Consoleへ登録済みの人は、上記のリンクへアクセスすると、下記のように「確認済みのプロパティを選択」という画面になります。

Google Search Console、確認済みのプロパティを選択

Google Search Console、確認済みのプロパティを選択

「プロパティを選択してください」という部分をクリックし、プルダウンからサイトを選びます。

Google Search Console、「プロパティを選択してください」からサイトを選ぶ

Google Search Console、「プロパティを選択してください」からサイトを選ぶ

すると、下記のように「クロールの統計情報」という画面が開きます。

「1日あたりのクロールされたページ数」(青いグラフ)を確認

Google Search Console、クロールの統計情報

Google Search Console、クロールの統計情報

この「クロールの統計情報」というページでは、
Googleがあなたのサイトを1日に何回クロールしたか」
というデータを、過去90日に渡って確認できます。

グラフにカーソルを合わせると
「20/03/01
1日あたりのクロールされたページ数: 4,511」
のような吹き出しが登場します。

これは、この日1日だけで4,511ページもGoogleクローラーがサイトを巡回したということです。

サイトの「記事数」よりも「1日あたりのクロールされたページ数」の方が多いのはなぜ?

このサイトでは、2020年3月現在で約400記事を公開しています。

それに対して、1日あたり平均4,709ページもクロールされています。

記事数よりもクロール数が多いのはなぜ?
同じ記事に10回ずつクロールしている?

その答えは、記事以外のページもクロールしているから。

画像ページ

上記の画像には、下記のようなURLが割り当てられています。

https://u-ff.com/wp-content/uploads/2019/09/profile.jpg

画像ごとにURLが割り当てられるので、1つの記事の中に10個の画像を使っていたら、10個の画像用URLが生成されることになります。

画像もクロール対象なので、記事の数以上にGoogleクローラーが回ってくるのも、おかしなことではありません。

カテゴリーページ

ブログ、ページタイプ、カテゴリーページ

ブログ、ページタイプ、カテゴリーページ

上記の画像でURLのところを見ると
https://u-ff.com/category/blog-tips/seo/
のようになっています。

これは、「SEO」というカテゴリーのページです。
「blog-tips」というカテゴリーがあり、さらにその下に「seo」というサブカテゴリーを設定しています。

カテゴリーの数だけURL(ページ)が存在します。

カレンダーページ

ブログ、ページタイプ、カレンダーページ

ブログ、ページタイプ、カレンダーページ

上記の画像でURLのところを見ると
https://u-ff.com/2020/03/
のようになっています。

これは2020年3月分のカレンダーページです。
1か月単位で記事の一覧が並ぶページです。

https://u-ff.com/2020/03/29/
というURLならば、2020年3月29日に投稿した記事の一覧が見られます。

毎日記事を投稿している人ならば、
1年で12個の「月カレンダーページ」、365個の「日カレンダーページ」が発生することになります。

一覧ページ

ブログ、ページタイプ、一覧ページ

ブログ、ページタイプ、一覧ページ

上記の画像では、URLのところが
https://u-ff.com/page/2/
のようになっています。

トップページには記事が10個ほど一覧表示されていて、
下端の「次のページ」や「2」をクリックすると「11~20記事目」が表示される。
設定にもよりますが、どのブログでもおおむねこのような形式になっていると思います。

420記事あると、トップページのページ送りだけで42ページ分もURLが存在することになります。

カテゴリーやカレンダーページも同様です。
SEOカテゴリーにも、2ページ目、3ページ目…、が存在しますし、
3月のカレンダーページにも、2ページ目、3ページ目…、が存在します。

サイト内には様々なページが存在する

これまで見てきたように、サイトには記事の数以上に様々なページが存在し、そのページの数だけURLが存在します。

GoogleクローラーはこれらのすべてのURLを巡回するので、「1 日あたりのクロールされたページ数 」がサイト上にある記事の数より多くなるのは普通です。

ただし、サイト上のすべてのURL(ページ)を1日1回ずつGoogleクローラーが巡回してくれるわけではありません。
たまにしかクローラーがやってこないページもあれば、1日に数回クローラーが訪れるページもあります。

「1日あたりのクロールされたページ数」は多い方が良い

基本的には以下の法則が成り立ちます。

  • クロールの回数が多い=Googleから優良サイトと認識されている
  • クロールの回数が少ない=Googleから低品質サイトと認識されている

Googleでは、古い情報よりも、新しい情報の方が評価されやすいです。
毎日更新しているサイトは、更新を止めてしまったサイトよりも、クロールの回数が多くなります。
そして、Googleの検索結果でも上位に表示されやすくなります。

また、文字数の少ない記事や、コピーが多い記事(某掲示板のまとめサイトなど)は、Googleから低品質コンテンツとみなされることがあります。
そういったページは、Googleの検索結果に表示されなくなったり、検索順位が落ちます。
そして、そのページだけではなくサイト全体の評価が下がるので、Googleクローラーの優先順位も落ち、クロールの回数が減少します。

逆説的に考えると、「1日あたりのクロールされたページ数」が多いか少ないかで、あなたのサイトがGoogleから優良サイトと認識されているかどうかが判断できるわけです。

つまり、
「クロール回数が多い=優良サイト=検索順位が上がりやすい」
ということがいえます。

「1日あたりのクロールされたページ数」がいくつならOKなのか?
それは、

  • 記事数
  • よく画像を使うか?
  • カテゴリーやタグを使っているか?

などの条件によって違ってきます。

数字よりも大事なのは、グラフの波形。
Google Search Consoleの「クロールの統計情報」で、
「1日あたりのクロールされたページ数」が右肩上がりで増えていればOKです。

グラフが下がっていたら、Googleから以下のように思われています。

  • 更新頻度が低いから、あまりクロールしなくていいや
  • コンテンツの質が低いから、あまりクロールしなくていいや

まとめ

Google Search Console
Search Console でプロパティに関する Google 検索結果データを監視できます。

上記のリンクから「クロールの統計情報」が確認できます。

特に重要なのが「1日あたりのクロールされたページ数」です。

原則として
「クロール回数が多い=優良サイト=検索順位が上がりやすい」
といえます。

「1日あたりのクロールされたページ数」(青いグラフ)が右肩上がりの傾向にあれば、サイトの運営は概ね良好といえるでしょう。

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ブログの信頼性アップ、画面の右上にフォロワー数を表示しよう

Twitterツイッター)はブロガー必須ツール

ブロガーさん向けの情報です。

Twitterツイッター)は拡散力が高いので、ブログをやるならツイッターもやったほうが良いですよ。
普段は1日100PV(ページビュー)のサイトでも、急にバズって1日1万PVになったりしますから。

そして、ブログにはツイッターのフォローボタンを設置します。
ブログにフォローボタンがあると、ツイッターのフォロワー数が増えます。
フォロワー数が増えると、「いいね」や「リツイート」される確率も増えるので、ブログの宣伝になります。

さらに、リツイートされて新しい読者がブログにやってくると、またフォロワーが増えます。
こうして連鎖的にブログのPVとツイッターのフォロワー数が増えていきます。

また、SNSで拡散されると被リンクが増えるので、Googleの検索結果で上位表示されやすくなるSEO効果もあります。

ブログの信頼性アップ、画面の右上にフォロワー数を表示しよう

サイドバー、Twitterフォローボタン、フォロワー数を表示

サイドバー、Twitterフォローボタン、フォロワー数を表示

ツイッターのフォローボタンは記事の最後に設置している人が多いのではないでしょうか?

ツイッターFacebookはてなブックマークなどのSNSボタン全部セットをページの最後に置くのは定番の手法です。

それに加えて、サイドバーのトップ付近にもツイッターのフォローボタンを設置しましょう。
しかも、ただのボタンではなく、フォロワー数を表示させます。

Google検索やTwitterなどからやってきた読者は、記事のタイトルを見て、書き出しの数行を読み、自分の求めている情報がなさそうだと感じたら離脱してしまいます。

このとき、サイドバーにある「フォロワー数」が読者の視界に入るようにしておきます。
すると、一定のフォロワー数がいることで読者は安心感を覚え、記事を読み進めてくれる確率が上がります。

「ガラガラのラーメン屋よりも、行列ができているお店の方がおいしそうにみえる」理論です。

「フォロワーが何人いれば人気ブログか?」ということは気にしないでください。
フォロワー数が多いに越したことはないですが、少なくても大丈夫。
「0ではない、人がいる」ということが演出できればOKです。

Twitterフォロワー数付きフォローボタンを設置する方法

ブログにTwitterのフォローボタンを設置する方法を解説します。
標準的な手順だと、フォローボタンは作れても、フォロワー数が表示されないと思います。
ここでは、「フォロワー数を表示させる」タイプのフォローボタンを作ります。

ツイッターで、@usernameを確認する

Twitterプロフィール画面、@username

Twitterプロフィール画面、@username

まずは、「@username」を確認しておきましょう。

ツイッターで、自分のプロフィール画面を開きます。

上記の画像でいうと、
「にゃんぷん@豆柴好き」というのが「表示名」、その下の
「@nyanpunkan」というのが「@username」と呼ばれるものです。

あなたの「@username」をメモしましょう。

フォローボタンのコードを自分用に書き換え

<a href="https://twitter.com/nyanpunkan?ref_src=twsrc%5Etfw" class="twitter-follow-button" data-show-count="true"> Follow @nyanpunkan</a> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"> </script>

上記のコードをブログに貼り付けます。
ただし、コードの中の

の2か所は、自分の@usernameに書き換えてください。

フォローボタン用コード作成、別のやり方

また、下記のリンクからもフォローボタンの作成が可能です。

Twitter Publish

上記のツイッター公式機能からフォローボタンを作ると、コードの中に

data-show-count="false"

という部分があるはずです。
このままだと普通のフォローボタンになってしまい、フォロワー数が表示されません。

data-show-count="true"

と書き換えてやりましょう。
「data-show-count」を「false」から「true」に変更することで、フォローボタンの横にフォロワー数が表示されるようになります。

ブログで、サイドバーにコードを貼り付ける

WordPressワードプレス)の場合

WordPress管理画面、外観>ウィジェット>カスタムHTML

WordPress管理画面、外観>ウィジェット>カスタムHTML

WordPressワードプレス)の管理画面で、
外観 > ウィジェット > カスタムHTML
と選択します。

フォローボタンのコードを「内容」のところに貼り付けます。

はてなブログの場合

はてなブログ、モジュールを追加

はてなブログ、モジュールを追加

はてなブログの管理画面で、
デザイン > カスタマイズ(スパナアイコン) > サイドバー > 「+モジュールを追加」 > 「</>HTML」
と選択します。

「<p>…</p>」と表示されている部分に、フォローボタンのコードを貼り付けます。

まとめ

ブログにはツイッターのフォローボタンを設置しましょう。

ブログの書き出し付近にフォロワー数を表示しておくと、読者の離脱率が下がります。
サイドバーのトップ付近に設置するのがおすすめです。

Twitter(ツイッター)活用まとめ
Twitter活用のコツをまとめたリンク集です。 フォロワーの増やし方からブログへの活用まで網羅的に情報をまとめています。 一つひとつの記事が詳細をまとめた長文となっているのでブックマークしておいて、時間があるときにじっくり読むこと...

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ブログに「Googleカスタム検索」を設置する方法

Googleカスタム検索とは?

Googleカスタム検索とは何か」については、こちらの記事をご参照ください。

ブログに「Googleカスタム検索」を設置しよう
Googleカスタム検索とは? Googleカスタム検索とは、上記のようなものです。 サイト内の記事を検索できます。 このサイトの場合、普段はサイドバーに設置してあります。 WordPress(ワードプレス)の標...

Googleアドセンスで「Googleカスタム検索」を作成する

Googleカスタム検索」を使うには、以下の2ステップで作業をします。

  1. Googleアドセンスの管理画面で、「新しいカスタム検索エンジン」を作る
    (「検索ボックスのコード」が生成される)
  2. ブログの管理画面で、「検索ボックスのコード」をブログに貼り付ける

ここでは「ステップ1」として、Googleアドセンス側での作業について説明します。

まずは、Googleアドセンスの管理画面を開きましょう。

Google AdSense - ウェブサイトを収益化
Google AdSense を使用してウェブサイトを収益化しましょう。広告のサイズは自動的に最適化され、表示とクリックが促進されます。

新しいカスタム検索エンジン

Google AdSense管理画面、新しいカスタム検索エンジン

Google AdSense管理画面、新しいカスタム検索エンジン

Googleアドセンスの管理画面の左側、縦にメニュー項目が並んでいます。

「検索向け広告」 > 「カスタム検索エンジン」を開きます。

「カスタム検索エンジン」の画面が開くので、
「+新しいカスタム検索エンジン」のボタンをクリックします。

カスタム検索エンジンの詳細設定

Google AdSense管理画面、カスタム検索エンジンの設定画面

Google AdSense管理画面、カスタム検索エンジンの設定画面

カスタム検索エンジンの設定画面が開くので、各項目を以下のように設定します。

  • 名前: てきとう
    ※管理画面に表示されるだけなので好きな名前を付ける。
    ※複数サイトを運営している人は、サイト名を入れておけばどのサイト用の設定か識別しやすい。
  • 検索の対象:
    • 選択するサイトのみ: チェック
    • URL入力欄: https://u-ff.com
      ※自分のサイトのURLを入れる。
      ※設定したサイトのサイト内検索として機能する。
  • セーフサーチ: チェックを外す
    ※セーフサーチにチェックを入れると、検索結果からアダルトサイト等を除外してくれる。
    ※サイト内検索として使うので、チェックを入れても外してもあまり関係はない。
  • サイトの言語: 日本語
  • 検索結果
    • 検索結果: 新しいウィンドウのGoogleページに表示

それ以外の項目は、特にいじらなくても大丈夫です。
気になるところがあれば、後からでも設定は変更できます。

ひと通り入力したら、「保存」ボタンを押しましょう。

Googleカスタム検索用のコードをコピー

Googleアドセンス管理画面、検索ボックスのコードが生成されました(Googleページに表示)

Googleアドセンス管理画面、検索ボックスのコードが生成されました(Googleページに表示)

設定を保存すると上記のような画面が表示されます。

<script async src='https://cse.google.com/cse.js?cx=partner-pub-1234567890123456'> </script> <div class="gcse-searchbox-only"></div>

「検索ボックスのコード」として、上記のようなものが表示されていると思うので、コピーしてブログの方に貼り付けます。
(partner-pub-1234567890123456の部分は人によって番号が違います)

カスタム検索エンジン、作成後の画面

Google AdSense管理画面、カスタム検索エンジン一覧

Google AdSense管理画面、カスタム検索エンジン一覧

カスタム検索エンジンの作成が完了すると、元の画面に戻ってきます。

設定のとき、「名前」欄に「てきとう」と入力したので、一覧に「てきとう」というものが追加されました。

後から設定内容を変更したくなったら、名前の部分をクリックしましょう。
設定画面が開きます。

以上でGoogleアドセンス側での設定は終了。
あとは、ブログ側にコードを貼り付けるだけです。

ブログ(WordPress)に「Googleカスタム検索」を設置する

Googleアドセンスの管理画面では、「Googleカスタム検索」の設定を行い「検索ボックスのコード」が生成されました。

今度は、このコードをブログ側に設置していきます。

WordPress」と「はてなブログ」の2種類で説明します。
他のブログサービスでも似たような設定項目があると思います。

カスタムHTMLのウィジェットを追加

WordPressの場合は、WordPressの管理画面から
外観 > ウィジェット > カスタムHTML > サイドバー
と選びます。

WordPress管理画面、外観>ウィジェット>カスタムHTML

WordPress管理画面、外観>ウィジェット>カスタムHTML

Googleカスタム検索」をサイドバー以外の部分に設置したい場合は、「サイドバー」以外の選択肢を選んでもOKです。

カスタムHTMLの設定

WordPress管理画面、カスタムHTML

WordPress管理画面、カスタムHTML

カスタムHTMLの「内容」の欄に、Googleアドセンスで手に入れた「検索ボックスのコード」を貼り付けます。

保存すれば作業完了です。

ブログ(はてなブログ)に「Googleカスタム検索」を設置する

Googleアドセンスの管理画面で作成した「Googleカスタム検索」の「検索ボックスのコード」を、はてなブログに設置する方法を解説します。

はてなブログの管理画面で、
デザイン > カスタマイズ(スパナアイコン) > サイドバー > 「+モジュールを追加」 > 「</>HTML」
と選びます。

はてなブログ、モジュールを追加

はてなブログ、モジュールを追加

入力画面(<p>…</p>と表示されている部分)に、Googleアドセンスの管理画面で作成した「Googleカスタム検索」の「検索ボックスのコード」を貼り付けて、「適用」をクリックします。

これで、サイドバーに「Googleカスタム検索」の検索ボックスが登場するはずです。

はてなブログ」以外のブログサービスでも同等の機能があると思います。

検索結果: 新しいウィンドウのGoogleページに表示

Googleアドセンスの設定画面で、「カスタム検索エンジン」を作成するときに、「検索結果」の項目には以下の3つの選択肢がありました。

  • 同じウィンドウのGoogleページに表示
  • 新しいウィンドウのGoogleページに表示
  • 自社のウェブサイト

1つ目もしくは2つ目を選ぶと、サイト内検索の検索結果が「Googleページに表示」されます。

Googleページに表示

Googleページに表示」というのは以下のような画面です。

Googleカスタム検索の検索結果(Googleページに表示)

Googleカスタム検索の検索結果(Googleページに表示)

上記画像の一番上の部分にご注目ください。
検索結果のURLが
https://cse.google.com
となっているのがお分かりでしょうか?

これは、サイト内検索の結果、読者は「あなたのブログ」から「Googleのページ」(https://cse.google.com)に移動してしまうことを意味します。

「同じウィンドウ」と「新しいウィンドウ」の違い

  • 同じウィンドウのGoogleページに表示
  • 新しいウィンドウのGoogleページに表示

上記2つの違いは、同じウィンドウの中で開くか、新しいウィンドウで開くかの違いです。

「同じウィンドウのGoogleページに表示」にすると、読者が別ページ(https://cse.google.com)に移動してしまいます。
サイト内検索なので、検索結果からあなたのブログに再度戻ってくる可能性もありますが、検索結果に読者の見たいページがなかった場合は完全に離脱してしまいます。

「新しいウィンドウのGoogleページに表示」にすると、「target=”_blank”」が設定されたリンクをクリックしたような状態になります。
あなたのサイトを開いたまま、別途ウィンドウが開くので、読者が離脱してもまた元のページに戻ってくる可能性があります。

したがって、「新しいウィンドウのGoogleページに表示」の方がおすすめです。

検索結果: 自社のウェブサイト

Googleアドセンスの設定画面で、「Googleカスタム検索」を作成するときに、「検索結果」の項目には以下の3つの選択肢がありました。

  • 同じウィンドウのGoogleページに表示
  • 新しいウィンドウのGoogleページに表示
  • 自社のウェブサイト

「検索結果」の項目で「自社のウェブサイト」を選ぶと、読者がサイト内検索(Googleカスタム検索)をした後の、画面の見た目が変わります。

Googleページに表示

  • 同じウィンドウのGoogleページに表示
  • 新しいウィンドウのGoogleページに表示

上記2つのいずれかを選んだ場合は、「サイト内検索」の検索結果は以下のような画面でした。

Googleカスタム検索の検索結果(Googleページに表示)

Googleカスタム検索の検索結果(Googleページに表示)

検索結果のURLが
https://cse.google.com
となっています。

自社のウェブサイト

それに対して、

  • 自社のウェブサイト

を選んだ場合は、「サイト内検索」の検索結果が以下のような画面になります。

Googleカスタム検索の検索結果(自社のウェブサイト)

Googleカスタム検索の検索結果(自社のウェブサイト)

サイト内検索の結果が、
https://u-ff.com/search-result
というURLに表示されています。

サイドバーなども表示されていて、「https://cse.google.com」に移動せずに、元のブログの中で検索結果が表示されているのが分かります。

「新しいウィンドウのGoogleページに表示」よりも、「自社のウェブサイト」の方がさらにおすすめです。
ただし、設定がちょっと面倒です。

「検索結果:自社のウェブサイト」を設定する方法

Googleアドセンス側の設定

Googleアドセンスの管理画面で、「カスタム検索エンジン」を作成するときに、

  • 検索結果: 自社のウェブサイト

を選んだ場合、

  • 検索結果を表示するURL

というの項目が追加で登場します。

Google AdSense管理画面、自社のウェブサイト、検索結果を表示するURL

Google AdSense管理画面、自社のウェブサイト、検索結果を表示するURL

のように入力しましょう。

https://u-ff.comの部分はあなたのサイトのトップページURLを入力しましょう。
search-resultの部分は別の文字列に設定してもOKです。

「保存してコードを取得」をクリックすると、以下のような画面になります。

Googleアドセンス管理画面、検索ボックスのコードが生成されました(自社のウェブサイト)

Googleアドセンス管理画面、検索ボックスのコードが生成されました(自社のウェブサイト)

  • 「検索ボックスのコード」
  • 「検索結果のコード」

という2種類のHTMLコードが表示されます。

ブログ側の設定

「検索ボックスのコード」

「検索ボックスのコード」については、

なで説明したのとまったく同じです。
ウィジェットなどの画面でサイドバーに「検索ボックスのコード」を貼り付けます。

「検索結果のコード」

「検索結果のコード」は、新しい記事を作って、記事の本文にコードを貼り付けます。

WordPress管理画面、Googleカスタム検索、自社のウェブサイトページ

WordPress管理画面、Googleカスタム検索、自社のウェブサイトページ

  1. 新しい記事(または固定ページ)を作成する
  2. 本文の所に「検索結果のコード」を貼り付ける
  3. 記事のスラッグ(URL)をsearch-resultに設定する

search-resultは、Googleアドセンス側で「カスタム検索エンジン」を設定する際に、「検索結果を表示するURL」に記入したURLです。

すると、誰かがサイト内検索をしたときに、自動的にこの記事(https://u-ff.com/search-result)が開きます。
そして、記事の本文の位置に「サイト内検索」の検索結果が表示されます。

まとめ

ブログのサイト内検索に「Googleカスタム検索」を使うには、

  1. Googleアドセンスの管理画面で、「新しいカスタム検索エンジン」を作る
    (「検索ボックスのコード」が生成される)
  2. ブログの管理画面で、「検索ボックスのコード」をブログに貼り付ける

基本的にはこれだけです。

また、サイト内検索の検索結果画面を、
Googleページ(https://cse.google.com)ではなく、
自サイトの中に表示したい人は追加の作業が必要になります。

新しい記事を作成して、その記事の本文に「検索結果のコード」を貼り付けましょう。

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Google AdSense 季節性のための AdSense収益向上施策シリーズ Q&A セッションYoutubeビデオ要約

Google AdSense 季節性のための AdSense収益向上施策シリーズ Q&A セッションYoutubeビデオ要約

上記のYoutubeビデオ、オンライントレーニングの要約です。
動画は27分09秒あります。

主なテーマは以下の3つ。

  • 自動広告
  • 収益向上
  • ポリシー

Q&A方式。
サイト運営者(Googleアドセンス利用者)からの質問に、Googleアドセンスの中の人が答えてくれています。

今回のオンライントレーニングは、以下の記事で紹介しているものの続きです。
Q&Aに出てくる質問も、以下の記事に登場する動画を見た人が分かりにくかった部分を改めて確認しているというものが多いです。

「GoogleAdSense季節性のためのAdSense収益向上施策シリーズオンライントレーニング」のYoutubeビデオ要約
GoogleAdSense季節性のためのAdSense収益向上施策シリーズオンライントレーニングのYoutubeビデオ要約 本記事は、上記のビデオの内容を要約したものです。 動画は22分53秒あります。 ほとんどは、「...

自動広告に関するQ&A

その1、自動広告を除外すると手動広告はどうなる?

質問:
自動広告の除外設定についての質問です。もし、自動広告を除外したいページのURLを指定した場合には、「自動広告は表示されなくなるが、手動広告のみ表示される」のでしょうか?それとも「自動も手動もすべての広告が表示されなくなる」のでしょうか?

回答:
自動広告を除外したいページのURLを指定した場合は、そのページに自動広告のみが表示されなくなります。

補足:

自動広告を除外設定したページでも、手動広告は表示される。

その2、トップページとレイアウトが違う場合にも調整?

質問:
トップページと他のレイアウトが違う場合にもここで調整してくださいという意味のことをおっしゃっていましたが、よくわからなかったので、もう少し詳しく解説をお願いします。

回答:
自動広告のプレビュー機能でプレースメント除外をされた場合、似たようなページに除外の設定が反映されます。
しかし、異なるレイアウトのページには反映されません。

例えば、サイトに2パターンのページレイアウトが存在する場合(トップページと記事ページ)、自動広告のプレビュー機能でトップページと記事ページのURLを入力していただき、自動広告の広告掲載箇所をご確認いただけますようお願いします。

補足:

自動広告をオンにしたとき、「プレースメント除外」(この位置には広告を表示させない)という設定ができます。

たとえば、「目次の前後には広告禁止」に設定したとします。
そのとき、「目次がないページには、その設定は反映しませんよ」みたいな話です。

トップページと記事ページだと普通はレイアウトが違うから、

  • トップページで「この位置には広告を表示させない」という設定をする
  • 記事ページでも「この位置には広告を表示させない」という設定をする

レイアウトのパターンだけ、「プレースメント除外」をやりましょう。

レイアウトが共通ならば「プレースメント除外」の設定が反映します。
全ての記事で「プレースメント除外」をしなくても、1つの記事で設定をすればレイアウトが共通な残りの記事ページには何もしなくてもOKです。

その3、自動広告を出したくない場所がある

質問:
自動広告を出したくない場所がある場合はどうしたらいい?

回答:
ご自身で自動広告を配信したくない場所はプレビュー時に削除が可能です。

補足:

Googleアドセンスの管理画面にプレビュー機能というのがあります。
プレビュー機能を使うと、「この位置に自動広告を表示します」というサンプルページが表示されます。
サンプルページの広告にゴミ箱アイコンが付いているので、そこをクリックすればその位置には広告が表示されなくなります。

その4、アンカー広告と全画面広告は片方だけ選択できる?

質問:
アンカー広告と全画面広告はどちらかだけを選択して導入することはできますか?

回答:
自動広告の設定画面で選択が可能です。

補足:

Googleアドセンスの管理画面に
・アンカー
・モバイル全画面
という項目があるのでそれぞれON/OFFできる。

その5、自動広告をオンにしたのに自動広告が表示されない

質問:
プレビューを見る限り、自動広告をオンにしても、今の広告以上に掲載されないような気がしています。

回答:

  1. 自動広告は、現状ご設定いただいている手動広告と併せて見た時に広告の割合がページ全体の30%の割合になるように調整をしながら広告を配信します。現状の手動広告の割合が既に30%程に達している場合、自動広告は積極的に配信されません。
    (レポートの見方は後ほどご説明します。)
  2. 自動広告の設定画面にて、広告の読み込みバーを最小に設定していませんか?

補足:

広告はページ面積の30%までしか表示されません。
手動広告だけで30%を越えていれば自動広告は表示されません。

「広告読み込み」のレベルを「最小」にしていると、30%未満でも自動広告が表示されません。

収益向上に関するQ&A

その1、決算期(3月)になるとクリック単価が高くなる?

質問:
企業の決算期の3月などはクリック単価が高くなる印象があります。クリック単価にも季節性があれば頂きたいです。

回答:

3月、6月、9月、12月はクリック単価が高くなります。
特に12月はクリック単価が群を抜いて高くなります。

補足:

一般論として、企業は予算の中で広告費をやりくりします。
後々のことを考えて普段は広告費を抑え気味にします。
期末であれば後々のことを考えなくてもいいので、広告に予算を全投入できます。
結果としてクリック単価が高くなります。

日本の会社は、会社によって決算期が違います。
3月、6月、9月、12月が決算期になっている会社が多いです。

12月はクリスマス・お歳暮・冬休み(旅行)などイベント・商戦が多いので、企業が広告費を大量投入します。
その結果、クリック単価が上がります。

その2、クリック単価はどうすれば上がる?

質問:
クリック単価が下がっているので、単価が下がる理由や上げ方について詳しく取り上げてほしいです。

回答:
クリック単価は広告主側が決めるものなので、媒体主側からの直接コントロールはできません。マーケットトレンドや、広告主側の需要等によって左右されてしまうため、単価が下がる理由は様々です。

しかし、広告枠の価値を上げることで、さらに広告主側からの入札競争を高め、クリック単価を上げることは可能です。

補足:

アクティブビュー視認可能率が上がると、クリック単価も上がる傾向にあります。

たとえば、アクティブビュー視認可能率が100%の広告枠があるとします。
その枠を入札すれば確実に広告を見てもらえるので、多くの広告主が入札に参加します。
クリック単価はオークションで決まるので、入札の参加者(広告主)が多いほど、クリック単価が上がります。

逆に、アクティブビュー視認可能率が1%の広告枠があったとします。
ほぼ誰も見られないので、その枠を入札しようとする広告主は少なくなります。
その結果、クリック単価は低くなります。

クリック単価を上げたければ、アクティブビュー視認可能率を上げましょう。

その3、アクティブビュー視認可能率とは?

質問:
アクティブビュー視認可能率が日本の場合50%から60%と言っていたが、どのような条件下なのか。

回答:

アクティブビュー視認可能率とは、
アクティブビューになった回数 ÷ 広告のインプレション数

補足:

アクティブビューとは、
広告の50%以上の領域が画面に1秒以上表示されること。

インプレッションとは、
広告が一瞬でも表示されること。
PV(ページビュー)とは別物。

広告が少しでも画面に写り込んだらインプレッション(表示)の回数が1回とカウントされる。
しかし、広告が大幅に見切れていたら、アクティブビューにはカウントしない。
広告が面積として50%以上、1秒以上表示された時だけアクティブビューにカウントする。

「広告がちらりと映ったけど、広告全体(50%以上)が見られずに読者にスルーされる」
これが繰り返されると、アクティブビュー視認可能率が下がります。

その4、広告ユニットは分けたほうがいいの?

質問:
視認率についてですが、一つの広告を、ページごとに上部に表示されたり下部に表示されたりしてならして、すべて50~60%に調整するのと、上部だけで70%の視認率のものや、下部だけで40%の視認率の広告をもつのと、どちらが有効なのでしょうか?

回答:
それぞれの媒体社様のサイトのコンテンツの特徴やユーザー行動によって変わってきますが、AdSenseのレポートの各広告ユニットの視認率や、Google Analyticsの各ページの離脱率等を確認し、サイト下部に設置している広告ユニットが全く見られていない(視認率が非常に低い)場合は、そのユニットを削除し、サイトの上部+ユーザーが一番時間を費やしている部分の上下に広告を設置いただくことを推奨いたします。

一般的にはサイトの上部に広告をご設置いただくことを推奨しております。

補足:

1つの広告ユニットを使いまわすとアクティブビュー視認可能率が下がるので、クリック単価も下がります。

部位別に広告ユニットを作って、個別にアクティブビュー視認可能率を集計しましょう。
そうすれば、アクティブビュー視認率が高い部分のクリック単価が上がるはずです。

その5、手動広告はどこに貼るのが効果的か?

質問:
手動広告の最適な配置位置。見出しの何番目が良いのか等。広告を貼る際、上下のスペースが必要か、改行が必要かどうかなど。

回答:
TopページにはATF(モバイルファーストビューページ:スクロールをせずに見える部分)に広告を入れましょう。
コンテンツページには、記事内にしっかり広告を埋め込みましょう。

広告とコンテンツの間には「スポンサーリンク」や「広告」といったラベルをつけていただくことで、無効なクリック等を防ぐことができます。

補足:

  • タイトル
  • 本文
  • 広告

の順で広告を配置しましょう。

ページを開いたときに広告が下端にある状態、スクロールしなくても画面に入っている状態がベストです。
タイトルや本文を読んでいるときに、広告が(50%以上1秒以上)表示されていればアクティブビュー視認可能率が上がるので、成績がよくなります(クリック単価やクリック率が上がります)。

その6、Googleアドセンスのレポートはどう見ればいい?

質問:
もしお勧めのカスタムレポートの設定や、収益改善のためのレポートの見方などがあれば教えてほしいです。

回答:

  1. 自動広告と手動広告のパフォーマンス比較
  2. AMPと非AMPページのパフォーマンス比較
  3. 手動広告の視認率改善+自動広告×手動広告のパフォーマンス最大化

補足:

1.自動広告と手動広告のパフォーマンス比較

Googleアドセンスの管理画面で
広告 > サマリー > グラフアイコン
を開きましょう。

自動広告と手動広告の成績を比較しましょう。
手動広告のアクティブビュー視認可能率が、自動広告に比べて低い場合は、あなたの広告の貼り方が下手だということです。
手動広告を減らして自動広告の割合を増やすか、手動広告を貼る位置を変更しましょう。

2.AMPと非AMPページのパフォーマンス比較

Googleアドセンスの管理画面で
レポート > コンテンツプラットフォーム
を開きましょう。

AMPページと非AMPページのクリック回数やアクティブビュー視認可能率などが確認できます。

3.手動広告の視認率改善+自動広告×手動広告のパフォーマンス最大化

Googleアドセンスの管理画面で
レポート > 広告ユニット
を開きましょう。

広告ユニットごとの成績が確認できます。

あなたは、広告ユニットを1つだけ作って、サイトの上に方にもサイトの下の方にも同じ広告コードを貼り付けていませんか?
その場合は、広告ユニットを複数作ることをおすすめします。

サイトの上の方に貼る用、サイトの下の方に貼る用、記事の途中で貼る用のように複数の広告ユニットを作れば、どの位置の広告がよくクリックされているかを確認できます。

ポリシーに関するQ&A

その1、ポリシーセンターから警告が来たので広告を外したページ

質問:
ポリシーセンターで警告が来たページのアドセンスコードをすべて外してあるのに、まだ警告が時々くるのは何故ですか?

回答:
コードを外されたページの違反は通常2週間ほどで自動的に解除されますので、外されたページに関しては再審査をご依頼いただかないようお願い申し上げます。

(サイトに訪れたユーザーの端末のキャッシュ情報にご削除された広告ユニットの情報が残っていることから審査システムが反応するというケースが稀にございます。)

コードが既に無い場合、警告については無視いただいてもアカウントには影響がございませんのでご安心いただけますと幸いです。

補足:

Googleアドセンスの広告を設置したページ、記事の内容がアダルトコンテンツだったり、お酒・ドラッグだったりすると、ポリシー違反の警告が来ます。

Googleアドセンスでは、ページ単位で審査をしているはずです。
問題のページ自体を削除しなくても、問題のページから広告だけを消せばセーフなはずです。

警告のあるページに広告を載せていないのなら、そのうち警告は消えるから気にしなくてもOKです。
違反が解除されるまでは2週間程度かかります。

その2、Googleアドセンスのポリシー違反などの審査は機械?人間?

質問:
審査が不明瞭。機械で見ているのか?人間が見てるのか?

回答:
Googleでは膨大な数のサイトの審査が必要となることから、システムと人によって見ておりますが、具体的な詳細については恐縮ながらご案内出来かねてまいります。

補足:

サイトをチェックは人力と機械の両方でしています。
具体的な方法は秘密だそうです。

その3、Googleアドセンス、お酒でポリシー違反になる基準は?

質問:
酒・ワインなどを取り扱う場合、AdSense広告を表示させることができるかどうかの線引きが知りたい。商品の紹介のみで直接販売でなければ大丈夫でしょうか。

回答:
以下のコンテンツは禁止となります。

1.一般的に販売を促す(販促先のURLの記載や直接販売される)
2.無責任な飲酒の助長

その他のコンテンツ(商品レビューや紹介)に関しては、販売先のURLがない場合は原則違反となりませんが、ポリシーが今後変わる可能性もございますこと予めご了承いただけますと幸いです。

補足:

サイトでお酒を販売したり、販売ページへリンクを貼ると、Googleアドセンスのポリシー違反になります。

Amazon楽天の商品が自動で表示されるツールを使っていると危ないかもしれません。
知らないうちにお酒が表示され、販売ページのURLを記載したことになり、Googleアドセンスのポリシー違反と判断される可能性もあります。

よっぽど悪質なケースでなければ、いきなりGoogleアドセンスのアカウントが凍結されることはないと思います。
まずは警告がくると思うので、定期的にGoogleアドセンスの管理画面を開いたりメールを確認して、もしも警告が来たときに見落とさないようにしましょう。

その4、無効なクリックとは?

質問:
無効なクリックの確認と対策方法をよろしくお願いします。

回答:
無効なクリックの指標は恐縮ながら開示されておりませんため、定期的にサイトのトラフィックをご確認いただき、不審な挙動を行っているユーザーやIPが無いかご確認ください。

対策としましては
・広告とコンテンツとの間に距離を開ける
・広告を連続的に配置しない
・広告の上に「スポンサーリンク」や「広告」のラベルを追加する
・無効なクリックを検知するツールやエクステンションをご導入いただく

補足:

特に、自分のサイト内の広告を、自分でクリックするのだけはやめましょう。
広告内容がものすごく興味があるものだったとしても、セルフクリックはポリシー違反になります。

モバイル全画面広告に関するQ&A

その1、モバイル全画面広告について詳しく

質問:
モバイル全画面広告はもちろん収益が増えるなら導入したいのですが、ユーザビリティはいかがお考えでしょうか?

補足:

全画面広告は、ポップアップ広告やインタースティシャル広告とも呼ばれます。
Facebookも、インスタも、Twitterも、LINEも、Youtubeも同様の広告があります。
ユーザーはモバイル全画面広告に慣れているので、ユーザービリティについても気にしなくても大丈夫です。

モバイル全画面広告はCPMが高いです。
他の広告の20倍程度。
CPM(Cost Per Mille )は広告が1000回表示された場合のコスト(収益)。

CPMとクリック単価はイコールではないですが、CPMが高いとクリック単価も高く、CPMが低いとクリック単価も低くなります。

広告を(毎回、もしくは時々)クリックする人の割合
日本: 43%
イギリス: 30%
アメリカ: 35%

イギリス人は、「広告は絶対にクリックしない」という主義の人が70%もいるということですね。
日本人は、「広告は絶対にクリックしない」派の割合は57%、「興味がある内容だったら広告も見るよ」派の人が43%。

日本は外国に比べて全画面広告の頻度が少ないらしいです。
海外サイトはポップアップ広告が出てくる確率が日本の10倍くらい?

頻度が少ない=広告枠が少ない=広告主から見ると競争率が高い。
したがって、日本では全画面広告のクリック単価が某国の10倍くらい高くなります。
(サイト運営側としては全画面広告はおいしい)

まとめ

重要だと思った項目を改めて挙げておきます。

  • 決算期(3月、6月、9月、12月)はクリック単価が高い
  • アクティブビュー視認可能率が高いほうがクリック単価が高くなる
  • アクティブビュー視認可能率を高めるには、広告ユニットを使い分ける
  • スマホでサイトを見たときに、ファーストビューに広告を入れる
    (タイトル、本文、広告の順で、広告が下部に映りこむ感じで)
  • レポートで手動広告と自動広告の成績(クリック単価、アクティブビュー視認可能率)を比較する

Googleアドセンスは、広告を「貼る」だけではなく、「見てもらう」必要があるので、レポートからアクティブビュー視認可能率は確認した方がいいですね。

このサイトの場合は、アクティブビュー視認可能率が以下のような感じでした。

  • 手動広告のアクティブビュー視認可能率: 40%
  • 自動広告のアクティブビュー視認可能率: 75%

一般的なアクティブビュー視認可能率は50%~60%らしいです。
手動広告が平均値を下回っているので、広告の位置を改善する必要がありますね。

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Googleアドセンス、ads.txtのメールが来たけど [今すぐ修正] の警告が見つからない

Google AdSenseからメールが来た

Googleアドセンスadsense-noreply@google.com)からメールが来た。

[ご対応ください] 広告収益を守るために ads.txt をご使用ください

[ご対応ください] 広告収益を守るために ads.txt をご使用ください

件名:
[ご対応ください] 広告収益を守るために ads.txt をご使用ください

本文:
広告収益を守るために ads.txt をご使用ください
お客様
平素より Google のサービスをご利用いただきありがとうございます。 「ads.txt ファイル」の件につきまして、ご連絡いたします。弊社で確認しましたところ、お客様の AdSense アカウントの [自分のサイト] タブに含まれるサイトの中に、ads.txt ファイルが公開されていないサイトがあるようです。
ads.txt を使用すると、お客様の広告スペースの販売者をお客様が認定した相手 (AdSense など)のみに限定できるようになります。この方法で自サイトの広告枠の販売者を管理すれば、認定していない販売者がお客様のドメインを悪用して別の広告枠を売るような事態を防ぐことができます。ads.txt について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。
Google の一部の広告サービスでは、広告主様が広告スペースを購入する際、ads.txt で認定販売者に分類されている販売者の広告枠に入札先を限定できるようになっています。広告スペースへの入札が途絶えないようにするには、ads.txt ファイルを作成し、広告を掲載するすべてのサイトで公開することが重要です。
サイト上に ads.txt ファイルを作成する方法は次のとおりです。
1. AdSense にログインします。
2. ホームページに表示されている警告の [今すぐ修正] をクリックします。
3. 下矢印 をクリックして [… のサイトで使用する ads.txt ファイルを作成する] というメッセージを開きます。
4. [ダウンロード] をクリックすると、ads.txt ファイルが自動でダウンロードされます。
5. ファイルをドメインのルートレベル(例: https://example.com/ads.txt)にアップロードします。
ルートレベルとは、Public Suffix List に記載されたドメイン名の 1 つ下のレベルを指します。たとえば「google.co.uk」は「co.uk」のルートドメインですが、「
maps.google.co.uk」はそうではありません。詳しくは、IAB の ads.txt 仕様書をご覧ください。
ads.txt ファイルにご自身のサイト運営者 / パブリッシャー ID を追加する方法は次のとおりです。
1. AdSense にログインします。
2. ホームページに表示されている警告の [今すぐ修正] をクリックします。
3. 下矢印 をクリックして [これらの ads.txt ファイルに、ご自身のサイト運営者 / パブリッシャー ID を追加します] というメッセージを開きます。
4. [コピー] をクリックします。
5. コピーされたテキストを、各 ads.txt ファイルに貼り付けます。
ads.txt は次のようになります(「pub-0000000000000000」となっている部分には実際のサイト運営者 / パブリッシャー ID が入ります)。
google.com, pub-0000000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0
どうぞよろしくお願いいたします。
Google AdSense チーム

「ads.txtに問題があるから今すぐ対応しろ」という内容です。

重要そうなところを抜き出すと

  • 「広告収益を守るために ads.txt をご使用ください」
  • 「ads.txt ファイルが公開されていないサイトがある」
  • 「広告スペースへの入札が途絶えないようにするには、ads.txt ファイルを作成」

ads.txtが公開されていないから、広告が表示されなくなるってこと!?

これは早急に対応しないとまずいかも。

ads.txtとは?

ads.txt(アズテキスト)とは、サイトのなりすましを防ぎ、正しく広告を配信するための仕組みです。

google.com, pub-01234567890123456, DIRECT, f08c47fec0942fa0

ads.txtというテキストファイルの中身には、上記のような文字が書かれています。

「pub-01234567890123456」の部分はあなたのIDです。
人によって番号が違います。

「f08c47fec0942fa0」の部分はGoogleのTAG IDです。
全員に共通のものです。

TAG IDというのは「Trustworthy Accountability Group」という認証団体が発行しています。
Googleの会社番号みたいなものだと思ってください。

ads.txtが何のために存在するかというと、サイトのなりすましや広告の不正利用を防ぐためです。

三者が、あなたのフリをしてサイトを作ったとします。

  • そのサイトにads.txtがないと、広告が表示されません。
  • ads.txtの中身をあなたのサイトからコピーすれば広告が表示されますが、収益があなたの所に入るので、詐欺師としてはコピーサイトを作る意味がなくなります。
  • ads.txtの中身を詐欺師のアドセンスアカウントのものに書き換えると、広告は表示されません。

だいたいこんな感じの仕組みです。
単純なサイトのコピーではなく、「ドメインのなりすまし」というやつなんですが難しい話なので割愛。

ところで、あなたが作った自分のサイトに元々ads.txtを設定していない場合はどうなるでしょう?
Googleアドセンス側からは、そのサイトが「本物のサイト」なのか「なりすましサイト」なのか分からない状態です。

先ほど

  • そのサイトにads.txtがないと、広告が表示されません。

と書きました。
実は、これは嘘です。

基本的には、ads.txtがない場合は、広告を表示させない方向でインターネット広告業界が動いてます。
しかし、ads.txtを設置していないサイトは意外と多いです。
そのため、ads.txtが設定していないサイトにも、温情で広告を表示してあげている状態です。

将来的には、ads.txtがないとまったく広告が表示されなくなる可能性があります。

ads.txtの設定方法

前述のメールの中に手順が書いてありますね。

  1. AdSense にログインします。
  2. ホームページに表示されている警告の [今すぐ修正] をクリックします。
  3. 下矢印 をクリックして [… のサイトで使用する ads.txt ファイルを作成する] というメッセージを開きます。
  4. [ダウンロード] をクリックすると、ads.txt ファイルが自動でダウンロードされます。
  5. ファイルをドメインのルートレベル(例: https://example.com/ads.txt)にアップロードします。

以下のURLからも手順が確認できます。

アドセンスの管理画面に「今すぐ修正」が見当たらない

メールにある手順通り作業しようとしたんですよ。

それなのに、ステップ2の「今すぐ修正」というのが見つからない。

要注意-収益に重大な影響が出ないよう、ads.txtファイルの問題を修正してください。

要注意-収益に重大な影響が出ないよう、ads.txtファイルの問題を修正してください。

「要注意-収益に重大な影響が出ないよう、ads.txtファイルの問題を修正してください。」

ads.txtの設定をしていないと、Googleアドセンスの管理画面で上記のような警告がでるはずなんですよ。

サイトを立ち上げてGoogleアドセンスに合格したブログ運営初期の頃には、こういう警告が出ていました。
その際にads.txtを設定したら警告は表示されなくなりました。

それなのに、今回ads.txtに関するメールが来たのはなんでだろう?

結論から言うと、こういう感じの警告が表示されていなければ、何もする必要はありません。

Googleから
「[ご対応ください] 広告収益を守るために ads.txt をご使用ください」
というメールが来たのは、Google側の不手際によるメールの誤送信だと思われます。

Googleアドセンスのヘルプコミュニティに、同現象が発生しているユーザーからの投稿がありました。

Googleアドセンス ヘルプ コミュニティ
ads.txt ファイルのメールの件について
ads.txt ファイルのメールの件について - AdSense Community

ゴールド プロダクト エキスパートが以下のように回答しています。

「多くのアカウントの所有者に対して同様のメールが送付されている」
「警告メッセージなどが表示されていなければ、基本的には対処する必要はありません」

警告が表示されていなければ、何もしなくても大丈夫とのことです。

adx.txtが正しく設定されているか確認する方法

Googleアドセンスの画面に警告は見当たらないけど、本当に正しく設定されているのか心配。

そんなときは、自分のサイトのads.txtがちゃんと動いているか確認する方法があります。

あなたのサイトのURLが
https://example.com
だったとしたら
https://example.com/ads.txt
というURLにアクセスしてみましょう。

google.com, pub-01234567890123456, DIRECT, f08c47fec0942fa0

上記のようなテキストが画面に表示されればOKです。

「pub-01234567890123456」の部分は人によって違います。
「f08c47fec0942fa0」の部分は全員共通です。

pub ID(サイト運営者ID)を確認する

Googleアドセンス管理画面、アカウント>アカウント情報

Googleアドセンス管理画面、アカウント>アカウント情報

「サイト運営者ID」を確認するには、Googleアドセンスの管理画面で

アカウント > アカウント情報

を開きます。

「pub-01234567890123456」のようなものがあるので、ads.txtの中に、自分のpub IDが正しく入っているか確認しましょう。

ads.txtを確認するときの注意点

あなたのサイトのURLが
https://www.wordpress.example.com
だった場合
https://example.com/ads.txt
というURLでads.txtの中身を確認しないといけません。

  • wwwを付けてはいけない
  • example.comの前に余分なものを付けてはいけない

この2点は注意しましょう。
ads.txtはルートドメインに設置しないといけません。

ルートドメインサブドメイン

ルートドメインというのはドメインの大元になるものです。

上記のようなものはサブドメインと呼びます。

ブログサービスでは基本的にads.txtの設置は不可

また、あなたのサイトのURLが
https://tarou.hatenablog.com
だった場合、
https://hatenablog.com/ads.txt
というURLにアクセスしたときにads.txtの中身が表示される必要があります。

example.comの例と同様、hatenablog.comの前に余分なものを付けてはいけません。

原則として、ads.txtはルートドメインに配置しなければなりません。
そのため、「tarou.hatenablog.com」ではなく、「hatenablog.com」にアクセスして、ads.txtというファイルをアップロードする必要があります。

しかし、「hatenablog.com」は「はてな」の会社が管理する領域です。
ユーザーは、そこにファイルをアップロードできません。

つまり、「はてなブログ」のようなブログサービスを利用している場合はads.txtが使えません。
他のブログサービスでも同様だと思います。

まとめ

Googleアドセンスから
「[ご対応ください] 広告収益を守るために ads.txt をご使用ください」
といメールが来た。

  • Googleアドセンスの管理画面に
    「要注意-収益に重大な影響が出ないよう、ads.txtファイルの問題を修正してください。」
    という警告が表示されていない場合。

何もする必要はありません。

  • 「要注意-収益に重大な影響が出ないよう、ads.txtファイルの問題を修正してください。」
    という警告が表示されている場合。

「今すぐ修正」をクリックしましょう。
ads.txtファイルをダウンロードして、ブログ用のサーバーにアップロードするだけです。

  • ブログサービスを利用している場合

はてなブログ」では、ads.txtはそもそもアップロードできません。
Amebaブログ」など、他のブログサービスでも基本的には同様です。

さしあたっては問題ないので、Googleアドセンスからの警告は無視しても大丈夫です。
将来的にブログサービス側で対応してくれることを期待しましょう。
もしくは、自分でWordPressのサイトを作ることをおすすめします。

将来的にはads.txtがないと広告が表示されなくなる可能性があります。
というか、今現在でも、ads.txtがないサイトでは一部の広告が表示されていないと思います。

このページは移転しました。