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「文章の書き方」や「アクセスアップ」などブログ運営のテクニックを解説。

Googleアドセンス、広告ユニット5タイプを解説

Googleアドセンス、広告ユニット5タイプを解説

Googleアドセンス、広告ユニットを解説

Googleアドセンス、広告ユニットを解説

Googleアドセンスには4つの広告タイプがあります。

  • ディスプレイ広告
  • インフィード広告
  • 記事内広告
  • 関連コンテンツ(最初は使えない)

「関連コンテンツ」タイプは、アドセンスのアカウントを作成した時点では利用できません。
アドセンスの利用を続けていると、ある日突然、解禁されます。

また、以下の広告タイプは廃止になりました

  • リンク広告(廃止)

基本的には、AMP(アンプ)マーク(カミナリマーク)がついている、「ディスプレイ広告」と「関連コンテンツ」の2種類だけ使えばOKです。

AMPというのはスマホでサイトを高速表示する仕組みです。

AMPマークがついていない「インフィード広告」と「記事内広告」はAMPページでは広告が表示されません。
自分のブログでは絶対にAMPは使わないという人以外は、AMP対応していない「インフィード広告」と「記事内広告」は使わないようにしましょう。

「ディスプレイ広告」と「関連コンテンツ」の2つは、AMPページにもAMPじゃないページにもしっかり広告を表示してくれるので、細かいことは気にせず使っても大丈夫。

ディスプレイ広告

Googleアドセンス、ディスプレイ広告ユニット

Googleアドセンス、ディスプレイ広告ユニット

ディスプレイ広告とは、上記のようなものです。

4つの広告ユニットの中で、メインとなるものです。
これさえ使っておけば大丈夫。

普通に広告コードをサイトに貼り付ければ、サイズ調整は自動的に行われます。
ブログをパソコンで見ている人には大きい画像の広告が、スマホで見ている人にはスマホサイズの広告が勝手に表示されます。
万能です。

AMPページにも対応しています。

インフィード広告

Googleアドセンス、インフィード広告

Googleアドセンス、インフィード広告

インフィード広告とは、記事の一覧(フィード)などの中に紛れ込ませるための広告ユニットです。

上記の画像では、「Vpassエントリーで当たる」と書いてあるのが「インフィード広告」です。

コムアイ、ビザ無効で渡印できず」
「中国 濃厚接触者隔離のホテル倒壊」
などは広告ではなく記事です。

記事と記事の間に「インフィード広告」が混在しています。

AMP対応していません。
レイアウトを考えたりするのが面倒なので、あまり使いません。

記事内広告

Googleアドセンス、記事内広告

Googleアドセンス、記事内広告

記事内広告は、基本的に画像と文字の組み合わせでできています。

上記の場合は、広告の左半分が画像、右半分が文字になっていますね。

端から端まで画像だといかにも広告っぽくなってしまいますが、文字だけの領域を作り、「開く」のようなリンクボタンを入れることで、コンテンツの一部っぽく見せています。

AMP対応していないのであまり使いません。

関連コンテンツ

Googleアドセンス、関連コンテンツ

Googleアドセンス、関連コンテンツ

関連コンテンツは、「関連記事」「おすすめ記事」などの中に「広告」を混ぜる機能です。

上記では、8つのタイルのうち、5つは関連記事へのリンク、3つは広告になっています。

広告の部分だけではなく、どの記事を関連記事として表示するかもGoogleが選んでいます。

Googleが関連記事を選別するためには、一定の記事数やPV(ページビュー)が必要です。
そのため、Googleアドセンスのアカウントを作ったばかりのときは、「関連コンテンツ」ユニットは利用できません。

「関連コンテンツ」ユニット解放の条件

「関連コンテンツ」ユニットが解放される条件は公表されていませんが、

  • アカウント作成から1ヶ月以上
  • 100記事以上
  • 月間3万PV以上

これらが目安になってくるかと思います。

あくまでも目安です。
1日100万PV以上あるようなブログであれば、1ヶ月も待たずに「関連コンテンツ」が解禁されるでしょう。
1日1PVあるかどうかというブログであれば、何ヶ月も待っても「関連コンテンツ」ユニットは使えるようにならないと思います。

おそらく、Google内部ではこんな感じで関連度を測定しているのではないかと。

  • 記事の内容(テキスト・単語)からこの記事とこの記事は共通する単語が多いから関連度が高い
  • ユーザーがこの記事とこの記事へ続けてアクセスしているので関連度が高い

各記事の文字数が少ないと関連性の計測ができないので、一向に「関連コンテンツ」が解放されない可能性があります。
たとえば100文字程度の記事を100個投稿しても、「関連コンテンツ」の解放にはプラスに働かないはずです。

リンク広告

Googleアドセンス、リンク広告ユニット

Googleアドセンス、リンク広告ユニット

リンク広告というのは上記のようなものです。

「キーワード+虫眼鏡」のリンクボタンが4つ並んでいて、これらをクリックするとGoogle検索結果の画面になり、さらに検索結果一覧から見出しをクリックしてスポンサーサイトへ読者が移動すると成果になります。
(成果までに2段階でクリックが必要)

Googleアドセンスについて調べていると
「リンク広告はクリック率が高い」
「リンク広告はクリック単価が高い」
「リンク広告は収益アップにつながるので絶対設置した方が良い」
という意見をよく目にします。

しかし、自分のGoogleアドセンス管理画面を見ると「リンク広告」という項目がない。
どこから設定するのか頑張って調べても結局分らなかった。
という人も多いのではないでしょうか。

実は、「リンク広告」ユニットは2019年4月に廃止になりました。

リンク広告が廃止に

2019年4月、Googleアドセンスの仕様変更により、リンク広告が廃止になりました。

2019年4月までにGoogleアドセンスのアカウントを作り、元々「リンク広告」を使っていた人は、2020年3月現在でも「リンク広告」が利用できているみたいです。

しかし、2019年4月以降にGoogleアドセンスのアカウントを取得した人は、「リンク広告」を使うことができません。

現在、Google ではより魅力的な広告フォーマットへの移行を進めています。テキスト専用やディスプレイ専用の広告ユニットを段階的に廃止することで、ユーザー エクスペリエンスの向上を図り、現在の広告市場の状況にも適切に対応していく方針です。これを受けてアカウントでは、「テキスト広告のみ」と「ディスプレイ広告のみ」の広告ユニットの名前がすでに「ディスプレイ広告」に変更されており、すべての広告タイプに対応するよう更新される予定です。

広告ユニットに関する最新情報
https://support.google.com/adsense/answer/9193354?hl=ja

「テキスト専用」の広告ユニットは「段階的に廃止」となっていますね。

「リンク広告」もテキスト主体の広告なので廃止ということでしょう。

新規ユーザーには「リンク広告」を使わせない。
古参のユーザーもいずれは「リンク広告」が使えなくなる。
そういう方針のようです。

まとめ

Googleアドセンスの広告ユニットは4種類ありますが、とりあえず「ディスプレイ広告」と「関連コンテンツ」さえ使っておけば大丈夫。

また、Googleアドセンスの自動広告をONにしておけば、適切な広告ユニットを適当な位置に自動挿入してくれます。

最近アドセンスを始めた人は、「リンク広告」が無くなったことも覚えておきましょう。

Googleアドセンスのことを調べているときに、「リンク広告」について解説をしているけど廃止になったことについて触れていない記事を見つけた時は要注意。
そのサイトの情報は古くなっていて、その他の情報についても陳腐化している可能性があります。

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