「リスニングセクション Part2」を想定。
「リスニングセクション Part2」では、英語の音声で「質問」が1つ、「回答」が3つ流れます。
「回答」の内1つだけが「質問」に呼応するもの、残りの2つはダミーです。
対応する「回答」を選べば正解です。
問題用紙には「質問」も「回答」も印刷されていません。
100%リスニングだけを頼りに、正しい受け答えがどれかを選ぶ必要があります。
英文・和訳
英文: It’s already here.
和訳: もうここにあるよ。
解説
「When will the mail arrive?」に対する正しい受け答えのサンプルです。
質問: 「When will the mail arrive?」=「郵便はいつ届くの?」
回答: 「It’s already here.」=「もうここにあるよ」
会話として成立しています。
話者Aは、郵便がまだ届いていないと思っています。
そして、話者Bに「郵便が届くのはいつ?」と質問しています。
しかし、話者Bの発言によって、郵便は既に届いていることが発覚します。
TOEICのリスニングPart3以降(長文リスニング)でも、こういった情報の訂正はよく出てきます。
会議の時間を間違えていたり、通販で違う商品が届いたり、シチュエーションは様々です。
Part3あるある
たとえば以下のような会話に対して、理解度を質問されたりします。
電話で話す人:
1. そちらのオンラインサイトで買い物をしたものです。
2. とっても素敵なイスが届きました。
3. でも私が注文したのはテーブルです。
4. 至急配達してください。
5. だけどイスも気に入ったから代金を払います。
6. イスは回収しなくて大丈夫です。
「最終的に○○さんが購入したのは何ですか?」
A. イス
B. テーブル
C. イスとテーブル
冒頭の電話での会話で、2番まで聞くと、「イス」を購入したのだと思います。
しかし、4番まで聞くと、「イス」ではなく「テーブル」を購入したのだと思います。
さらに、6番まで聞くと、「イスとテーブル」の両方を購入したことが分かります。
TOEIC試験では、このように話が二転三転することはよくあります。
部分的な聞き取りではなく、話の全体像が把握できているかが受験者には問われます。
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