にゃん分間待ってやる

「文章の書き方」や「アクセスアップ」などブログ運営のテクニックを解説。

ブログに「Googleカスタム検索」を設置しよう

Googleカスタム検索とは?

Googleカスタム検索とは、上記のようなものです。
サイト内の記事を検索できます。

このサイトの場合、普段はサイドバーに設置してあります。

Googleカスタム検索

Googleカスタム検索

WordPressワードプレス)の標準機能でもサイト内検索の仕組みはあります。
しかし、WordPressの検索機能に比べて「Googleカスタム検索」の方が優秀なので、わたしは「Googleカスタム検索」の方を使っています。

Googleカスタム検索のメリット①、表記ゆれに強い

Googleカスタム検索」は表記ゆれに強いです。

たとえば、WordPress標準のサイト内検索機能だと、
adsense」というキーワードで検索した場合、
adsense」というキーワードが含まれているページだけが検索に引っかかります。
アドセンス」という単語が含まれているページなどは検索にヒットしません
文字としてぴったり一致したものだけを拾ってくれます。

それに対して、Googleカスタム検索の場合は、
adsense」というキーワードで検索すると、
adsense」にも「アドセンス」にも「あどせんす」にもヒットします。
文字としての一致だけではなく、ちゃんと意味を理解したうえで検索結果を表示してくれます。

読者が、
「このサイトで『100日後に死ぬワニ』の記事を読んだ気がする。もう1度見たいのに埋もれてしまって見つからない…」
みたいな状況にあったとします。

サイト内検索をするときに、WordPressの標準機能を使っているサイトだと
『100日後にしぬワニ』のように誤植があると、目的の記事が出てこなかったりします。
(「死」をひらがなで書いてしまった)

また、adsenseをadsenceと書き間違えたり、そういうミスは日常で起こりがちです。

そんなとき、サイト内検索に「Googleカスタム検索」を使えば問題解決。
表記ゆれやタイプミスの誤差はGoogle検索エンジンが吸収してくれるので、読者フレンドリーなサイトになります

WordPressユーザーを想定して記事を書いていますが、「はてなブログ」や「アメブロ」なんかのブログサービスでもGoogleカスタム検索は設置可能です。

はてなブログも「わに」でサイト内検索をすると、「ワニ」の記事はヒットしないです。
サイト内検索の機能を、はてなブログ標準の機能から「Googleカスタム検索」に置き換えれば、この問題は改善します。

Googleカスタム検索のメリット②、コメントも拾ってくれる

WordPressの標準機能として用意されているサイト内検索だと、検索の対象は「タイトル」と「本文」のところだけです。

Googleカスタム検索の場合は、「タイトル」「本文」に加えて、「コメント」などのプラスアルファのエリアも検索対象になります。

サイト内検索でコメントも拾ってくれるので、検索結果により多くの記事がヒットしやすいです。
読者目線だと、サイト内検索した時に該当記事0件というのが一番悲しいです。

多くの記事がヒットした方が、より探している情報にたどりつく可能性が高いです。
WordPressの標準機能よりも、Googleカスタム検索を使うことをおすすめします。

Googleカスタム検索のメリット③、広告が表示される

Googleカスタム検索、広告が表示される

Googleカスタム検索、広告が表示される

サイト内検索に「Googleカスタム検索」を使うと、検索結果に広告を表示させることができます。

上記の画像の例だと、

  • 広告:デイライトソリューションズ-希望URLをリマケ出切る新手法-LPOより他社リマケ出切る新手法
  • 広告YouTubeビジネス無料講座-無効化されない資産型YouTube
  • 自サイトの記事AdSenseアドセンス)、広告掲載率は100%がベスト|3分ニュース…
  • 自サイトの記事Googleアドセンス、広告ユニット5タイプを解説|3分ニュース:にゃんぷん

という風に検索結果にアイテムが並んでいます。
(画像としては見切れていますが、この下に10個以上は自分の記事が並んでいます)

検索結果に表示された広告がクリックされれば、ブロガーの収益になります。
サイト内検索自体は読者がそんなに頻繁に使う機能でもないので、収益が劇的に増えるというわけではありません。
しかし、ないよりはあった方がうれしいでしょう。

広告を表示するかどうかは設定でON/OFFの切り替えができます。

まとめ

サイト内検索は、WordPress標準機能よりも、Googleカスタム検索の方が優秀。

  • 表記ゆれがあっても検索結果に反映する
  • コメントエリアも検索してくれる
  • 検索結果に広告を表示して収益化できる

WordPressユーザーを想定して記事を書きましたが、「はてなブログ」や「アメブロ」なんかのブログサービスでもGoogleカスタム検索は設置可能です。

具体的な設定方法については、また明日。

このページは移転しました。

Googleで自分の記事を検索する方法

Googleで自分の記事を検索する

Googleで自分の記事を検索したいときがあります。

たとえば、新しい記事を書いたり、古い記事を書きなおしたときに、Googleにインデックスされているかどうかを確かめるようなときです。

インデックス登録をリクエストする方法については下記の記事を参照。

Google Search Console、インデックス登録をリクエストする方法
Googleにインデックスしてもらおう ブログのアクセス数を伸ばすには、Google検索からの流入は大切です。 Googleの検索結果に自分のサイトが表示されるためには、Googleにあなたのサイトをインデックス(登録)してもらう必...

Googleで自分の記事を検索する方法(その①)、タイトル

Google Search Consoleへの登録方法
ブログのアクセスを伸ばすには、Googleにインデックスされるのが大事 ブログを始めたばかりの頃は、Twitterだったり、ブログ村・ブログランキングなどのランキングサイトであったり、自分で記事の宣伝をするとちらほらと読者がやってくるよう...

上記の記事をGoogle検索で見つけてみましょう。

記事のタイトルは
Google Search Consoleへの登録方法」
です。

検索欄にタイトルを入力

Googleの検索欄に
Google Search Consoleへの登録方法」
のようにタイトルをそのまま入力しても、思ったような結果は得られない場合があります。

Google検索、タイトル

Google検索、タイトル

検索結果には、以下のような記事がひっかかりました。

  • Google Search Consoleの設定・登録方法、主要機能の紹介…」
  • 「サーチコンソールの登録方法と初心者でも分かる使い方【2019年版】」
  • Google Search Console 登録方法|ホームページ作成「グーペ…」

検索したかった
Google Search Consoleへの登録方法」
というタイトルの自サイトのページが出てきません。

なぜなのか?

それは、Googleの検索窓に「Google Search Consoleへの登録方法」のように入力すると、

  • Google
  • 「Search」
  • 「Console」
  • 「登録」
  • 「方法」

のように単語単位で分解してGoogleに解釈されてしまうためです。

検索結果をよく見ると、「Google」や「方法」の部分が太字で強調されているのが分かります。
これは、「Google Search Consoleへの登録方法」というキーワードではなく、「Google」や「方法」がキーワードとして認識されている証拠です。

また、検索結果は2,020,000件もあるようです。
これだけ候補があると、自分のサイトが検索結果の上位に表示されることはなかなかないので、目的のページをGoogle検索結果から確認するのは難しいです。

検索欄にタイトル+ダブルクォーテーションを入力

今度は、Googleの検索欄に
Google Search Consoleへの登録方法」ではなく、
Google Search Consoleへの登録方法」と入力します。

タイトルの前後に、半角のダブルクォーテーションを付け足したものです。

Google検索、タイトル+ダブルクォーテーション

Google検索、タイトル+ダブルクォーテーション

すると、探していた自分のサイトのページ
Google Search Consoleへの登録方法」
という記事が上から2番目に表示されました。

~~~のように、フレーズの前後をダブルクォーテーションで囲むと、「完全一致」といって囲んだ部分を1つの単語として認識してくれます。

Google」「Search」「Console」「登録」「方法」のように分割されずに、
Google Search Consoleへの登録方法」というフレーズが一字一句違うことなく、ぴったり含まれるページだけが検索結果に表示されます。

検索結果の件数も1,910件となっており、ダブルクォーテーションなしのときに比べて圧倒的に絞り込みができています。

調べたいフレーズを””で囲む技は、大変便利なので覚えておきましょう。

Googleで自分の記事を検索する方法(その②)、スラッグ

Google Search Consoleへの登録方法
ブログのアクセスを伸ばすには、Googleにインデックスされるのが大事 ブログを始めたばかりの頃は、Twitterだったり、ブログ村・ブログランキングなどのランキングサイトであったり、自分で記事の宣伝をするとちらほらと読者がやってくるよう...

上記の記事をGoogle検索で見つけてみましょう。
先ほどと同じ記事です。

記事のURLは
https://u-ff.com/google-search-console-tourokuhouhou/
です。

検索欄にスラッグを入力

https://u-ff.com/google-search-console-tourokuhouhou/」というURLの
google-search-console-tourokuhouhou」の部分をスラッグといいます。

スラッグとは、URLの中の記事ごとに固有の部分です。

Google検索、スラッグ

Google検索、スラッグ

Googleの検索窓にスラッグの
google-search-console-tourokuhouhou」
を入力してみましたが、目的の記事は上位に表示されませんでした。

検索には1,510,000件もヒットしています。

検索欄にスラッグ+ダブルクォーテーションを入力

Googleの検索窓に
google-search-console-tourokuhouhou」ではなく、
google-search-console-tourokuhouhou」と入力してみます。

Google検索、スラッグ+ダブルクォーテーション

Google検索、スラッグ+ダブルクォーテーション

検索結果にヒットしたのは1件だけ、探していた自分のページそのものずばりが検索結果の1位に表示されました。

Googleで自分の記事を検索する方法(その③)、サイト指定

””(ダブルクォーテーション)でキーワードを囲むと、自分のサイトを見つけやすくなります。

しかし、それでもよそ様のサイトが引っかかってしまい、自分のサイトの目的の記事がGoogle検索で見つけられないときがあります。

そんなときは、「サイト指定」を使います。

Googleの検索窓に
「”Google Search Consoleへの登録方法” site:u-ff.com」
のように入力します。

Google検索、サイト指定

Google検索、サイト指定

検索結果が、u-ff.comの記事だけで埋め尽くされているのが分るでしょうか?

Googleの検索欄に「site:u-ff.com」と入力したので、「u-ff.com」というサイトの記事だけが検索にヒットしたわけです。

つまり、「site:~~~」のようにサイトを指定すれば、そのサイト内の記事だけを調べることができます。

キーワードとの併用もできるので、特定の1記事を探すだけではなく、こんな使い方もできます。

  • SEO site:u-ff.com」のように検索して、特定のサイトのSEO系の記事だけを検索
  • 「コロナ site:u-ff.com」のように検索して、特定のサイトのコロナ系の記事だけを検索

まとめ

Google検索で、キーワードやスラッグを””で囲むと、完全一致検索。
フレーズにぴったり一致するものだけが検索結果に並びまず。

また、Google検索で、「site:~~~」のように入力すると、特定のサイトだけを検索対象として指定できます。

  • 「”記事のタイトル” site:~~~」
  • 「”記事のスラッグ” site:~~~」

上記のようなスタイルで検索することで、目的の記事がGoogleにインデックスされているか調べられます。
また、タイトルの末尾が…(文字数オーバー)になっていないかなどを確認するときにも使えます。

目的の記事がヒットしない場合は、その記事はGoogleにインデックスされていません。
Google Search Consoleからインデックス登録をリクエストした方がいいでしょう。

Google Search Console、インデックス登録をリクエストする方法
Googleにインデックスしてもらおう ブログのアクセス数を伸ばすには、Google検索からの流入は大切です。 Googleの検索結果に自分のサイトが表示されるためには、Googleにあなたのサイトをインデックス(登録)してもらう必...
Google Search Console(サーチコンソール)
「Google Search Console(サーチコンソール)」の記事一覧です。

このページは移転しました。

記事をリライト(更新)したらインデックス登録をリクエストしよう

記事をリライト(更新)したらインデックス登録をリクエストしよう

ブログを更新したら、Google Search Console(グーグルサーチコンソール)からインデックス登録をリクエスト。
すると、Googleの検索結果に表示されるのが早くなります。

新しい記事を書いたらインデックスをリクエストしている人は多いんじゃないでしょうか。
しかし、昔の記事をリライト(更新)した時はインデックス登録をリクエストしていますか?

新記事だけでなく、過去記事についても内容を変更したらインデックス登録をリクエストした方がいいですよ。

「インデックス登録って何?」
という人は以下の記事を読みましょう。

Google Search Consoleへの登録方法
ブログのアクセスを伸ばすには、Googleにインデックスされるのが大事 ブログを始めたばかりの頃は、Twitterだったり、ブログ村・ブログランキングなどのランキングサイトであったり、自分で記事の宣伝をするとちらほらと読者がやってくるよう...
Google Search Console、インデックス登録をリクエストする方法
Googleにインデックスしてもらおう ブログのアクセス数を伸ばすには、Google検索からの流入は大切です。 Googleの検索結果に自分のサイトが表示されるためには、Googleにあなたのサイトをインデックス(登録)してもらう必...

Googleはいつクロールにくるのか?

Googleは世界中のサイトをクロール(巡回)しています。

新着のページだけではなく、一度クロール済みのページにも不定期に訪れて、記事の内容に変更がないか確認してくれます。

では、その再訪問はどういうタイミングで発生するのか?

サイトによっても違いますが、だいたい月1回だったり、年1回だったりの周期でGooglebotが再クロールしにやってきます。

再クロールのタイミングはサイトマップ次第

ブログ、XML Sitemap

ブログ、XML Sitemap

上記は、このブログのサイトマップスクリーンショットした画像です。

「Change frequency」がすべて「Monthly」になっているのがお分かりでしょうか?
これは、「このページは月に1回程度更新しますよ」という宣言です。

Google Search Consoleへサイトを登録した時に、合わせてサイトマップ(sitemap.xml)も登録したと思います。

サイトマップで、「Change frequency」を月次に設定しているわけですから、Googleさんとしてはそれにならって月1回程度の頻度で、再クロールにきてくれます。

ただし、サイトマップの情報はこちらからGoogleに目安を提示して「このくらいのスパンでクロールしてね」とお願いをしているだけに過ぎません。
Googleさんは忙しいので、こちらの提示よりも早い周期でクロールに来てしまったり、提示した期間を過ぎてもなかなかクロールしてくれなかったりします。

あなたのサイトが
http://example.com
だった場合は、サイトマップのURLは
http://example.com/sitemap.xml
だと思います。

自分のサイトの「Change frequency」(更新頻度、Googleにクロールしてほしい頻度)がどういう値になっているか、1度確認しておきましょう。

Change frequencyは変更できます

サイトマップのChange frequencyには、以下のような値が設定できます。

  • always
  • hourly
  • daily
  • weekly
  • monthly
  • yearly
  • never

「お問い合わせ」、「プライバシーポリシー」のようなページは基本的にめったに更新しないものです。
その場合は、更新頻度に「yearly」「never」などを設定します。

WordPress」を使っている人は、「Change frequency」を自由に変更できるはず。
変更方法は、どのプラグインを使ってサイトマップを作っているかによります。
詳しくはプラグインのマニュアルを読みましょう。

はてなブログ」や「Amebaブログ」などのブログサービスを使っている人は、おそらく「Change frequency」の値を変更できないと思います。

Googleがいつクロールに来たのかを確認する

新型コロナウイルス最新、死者数まとめ(3月21日、9,884人)
新型コロナウイルス(COVID-19)、死者・感染者数まとめ 日付 死者数 感染者数 ソース 1月10日 0 59 中日新聞 1月11日 1 41 日本経済新聞 ...

上記の記事は毎日更新しています。

Googleがクロールした日時を確認、実際の記事

Googleがクロールした日時を確認、実際の記事

記事のタイトルも毎日書き換えています。
2020年3月21日時点で、記事のタイトルは以下の通り。
新型コロナウイルス最新、死者数まとめ(3月21日、9,884人)」

この記事をGoogleで検索してみます。

Googleがクロールした日時を確認、Google検索結果

Googleがクロールした日時を確認、Google検索結果

Googleの検索結果では、記事のタイトルは
新型コロナウイルス最新、死者数まとめ(3月14日、3176人+1812…)」
となっています。

3月14日にクロールが行われたんでしょうね。

3月15日~3月21日にかけて毎日更新していたんですが、それらの更新情報はGoogleには届いていません。
リライトで有益な情報を書き足しても、Googleは気づいていないし、検索結果にも反映されないし、検索順位も上がらないということです。

Googleキャッシュを確認する

先ほどの説明で登場した記事は以下のように毎日タイトルを書き換えています。

そのため、Googleの検索結果を見れば、いつGoogleにインデックスされたのかは一目瞭然。

しかし、記事の本文はリライトしたけど、タイトルは変更していない場合は、Googleの検索結果を見ただけでは、いつクロールされたのか判別できませんよね。

そんなときはGoogleのキャッシュを見ます。

Googleキャッシュを確認、検索結果画面

Googleキャッシュを確認、検索結果画面

上記の画像は、Googleの検索結果です。
「u-ff.com>時事」の右隣に▼のマークがあるのがお分かりでしょうか?

この▼をクリックすると
「キャッシュ」
というのが表示されます。

この「キャッシュ」をクリックしてみましょう。

Googleキャッシュを確認、キャッシュの中身

Googleキャッシュを確認、キャッシュの中身

Googleのキャッシュが表示されます。

キャッシュというのは、Googleが保管しているあなたのサイトのコピーです。

キャッシュページの冒頭には以下のような文言が表示されます。
「これはGoogleに保存されている~~~のキャッシュです。このページは◯年◯月◯日◯時◯分◯秒に取得されたものです。そのため、このページは最新版でない場合があります。」

Googleがいつクロールに来たのか、バッチリ記載がありますね。

記事をリライトしたらインデックス登録をリクエストしよう

ここまで見てきたように、せっかく毎日記事を更新しても、Googleには気づいてもらえません。

Googleのキャッシュは3月14日の状態で止まっています。
3月15日以降に記事に書き足した情報について、Googleは把握していません。

リライトした部分に「オーバーシュート」のようなここ数日で登場した新しいキーワードが含まれていたとします。
Googleはそのことを知らないので、誰かが「オーバーシュート」でGoogle検索した時に、あなたのブログは検索結果に登場しません。

これは機会損失ですね。

これを回避するためには、リライトした記事に対して、Google Search Consoleからインデックス登録をリクエストしましょう。

Google Search Consoleの画面で
「URL は Google に登録されています」
と表示されていれば、そのページは既にGoogleのインデックスに登録されている状態です。

しかし、「最新の状態」で登録されているとは限らないのです。

だから、記事を更新したら改めて
「インデックス登録をリクエスト」
を実行しましょう。

まとめ

古い記事をリライト(更新)したら、Google Search Consoleから
「インデックス登録をリクエスト」
を実行しましょう。

「インデックス登録をリクエスト」をしない場合、
サイトマップの「Change frequency」を目安に、Google不定期に更新がないか確認しに来てくれます。

Googleがいつクロールに来てインデックスを登録したのか知るには、Googleの検索結果画面から「キャッシュ」を確認しましょう。

Google Search Console(サーチコンソール)
「Google Search Console(サーチコンソール)」の記事一覧です。

このページは移転しました。

Google Search Console、インデックス登録をリクエスト

Googleにインデックスしてもらおう

ブログのアクセス数を伸ばすには、Google検索からの流入は大切です。

Googleの検索結果に自分のサイトが表示されるためには、Googleにあなたのサイトをインデックス(登録)してもらう必要があります。

Google Search Consoleへの登録がまだの人は、以下の2つの作業を行いましょう。

  1. Google Search Consoleにブログを登録する
  2. Google Search Consoleサイトマップを登録する
Google Search Consoleへの登録方法
ブログのアクセスを伸ばすには、Googleにインデックスされるのが大事 ブログを始めたばかりの頃は、Twitterだったり、ブログ村・ブログランキングなどのランキングサイトであったり、自分で記事の宣伝をするとちらほらと読者がやってくるよう...

Google Search Consoleサイトマップを登録しておけば、Googleにサイトの存在と、記事の存在を知ってもらうことができます。

しかし、もう1つだけ、やっておいたほうが良い作業があります。

それが、「インデックス登録をリクエスト」。
昔は「Fetch as Google」と呼ばれていた機能です。

Google Search Console「インデックス登録をリクエスト」とは?

2019年のデータで、世界中には17億のサイトがあるといわれています。

サーチコンソールからsitemap.xml(記事の一覧)を登録しておけば、そのうちGoogleがクロール(巡回)しにきてくれます。
しかし、「そのうち」というのは、数週間後だったり、数か月後だったりします。

世界中には17億のサイトがあり、ページ数でいうと100億ページ以上ともいわれます。
それらをすべてクロールするには非常に時間がかかります。

Googleからの評価が高い大手のサイトは、常時クロールされ、常に最新の情報が検索結果に反映します。
しかし、サイトを始めたばかりの弱小ブログはGoogleの内部評価ではランクが低いので、クロールは後回しにされがちです。

そこで必要になってくるのがインデックス登録のリクエスト。
Googleさん、いますぐこのページをインデックス登録してください」とこちらから働きかける機能です。

世界中に100億ページがあったとしても、新規の記事はそれよりもずっと少ないです。
しかし、ページの内容が変更されることもあるのでGoogleさんは既存の記事もクロールしています。

そこで、
「このURLには新記事がありますよ」
「いますぐインデックスした方が良いですよ」
とサイトの持ち主として報告すると、クロールの優先順位があがり、比較的速やかに記事がGoogleのインデックスに登録されます。

Google Search Console、インデックス登録をリクエストする方法

まずはGoogle Search Consoleにログインします。

Google Search Console

インデックス登録したいURLを入力

Google Search Console、記事のURLを入力

Google Search Console、記事のURLを入力

Google Search Consoleの管理画面で、画面の上部に検索窓(虫眼鏡マーク)があります。

ここにインデックス登録をしたいページのURLを入力します。

URLがGoogleに登録されていません

Google Search Console、URLがGoogleに登録されていません

Google Search Console、URLがGoogleに登録されていません

URLを入力すると、「URL検査」という画面に切り替わります。

画面には
「URLがGoogleに登録されていません」
と表示されているかと思います。

インデックス登録をリクエス

「URLがGoogleに登録されていません」となっていた場合は、
「インデックス登録をリクエスト」
という部分をクリックしましょう。

Google Search Console、公開URLがインデックスに登録可能かどうかをテストする

Google Search Console、公開URLがインデックスに登録可能かどうかをテストする

「公開URLがインデックスに登録可能かどうかをテストする」というポップアップが表示されます。

この処理は数分かかるので、しばらく待ちましょう。

インデックスとは、Googleの検索結果のために使われるものです。
リクエストしたURLに含まれている文章などを解析して、どういった単語が含まれているかをGoogleがリストアップしています。

その情報を元に、誰かがGoogle検索をしたとき、どのサイトを表示するかをGoogleのAIが選んでいるわけです。

Google Search Console、インデックス登録をリクエスト済み

Google Search Console、インデックス登録をリクエスト済み

「インデックス登録をリクエスト済み」
と表示されれば作業完了です。

インデックス登録をリクエスト済み

Google Search Console、インデックス登録をリクエスト済み(その2)

Google Search Console、インデックス登録をリクエスト済み(その2)

元の画面に戻ると、リクエストが完了したにも関わらず、
「URLがGoogleに登録されていません」
と表示されたままだと思います。

しかし、
「インデックス登録をリクエスト済み」「再リクエスト」
と表示されていれば、リクエストには成功しています。
あとはおとなしく待つだけです。

世界中の人がGoogleにインデックス登録をリクエストするので、すぐには結果に反映しません。
それでも、何もしないと数週間~数か月後になるかもしれなかったクロールの待ち時間が、数時間~数日程度に早まるはずです。

公開URLをテスト

Google Search Consoleで、インデックス登録をリクエストするときの画面右上に
「公開URLをテスト」
というボタンがあります。

Google Search Console、URLがGoogleに登録されていません

Google Search Console、公開URLをテスト

「公開URLをテスト」をクリックすると以下のような画面になります。

Google Search Console、ライブテスト

Google Search Console、ライブテスト

すべての項目が緑色になっていれば、検査は合格です。

ページに問題があれば、緑のレ点の代わりにエラーが表示されます。

特に
「登録の可否:URLはインデックスに登録できます」
の部分が、エラーになっていたら、Googleにインデックスされない(検索結果には表示されない)ので注意が必要です。

エラーがある場合は、原因も表示されるので確認をしましょう。

「ページの読み込みに失敗しました」
のようなエラーになるときは、

  • 記事が非公開になっていないか?
  • 管理者しか閲覧できないような設定になっていないか?

など、確認しましょう。

「クオリティの低いコンテンツ」
のような警告が出る場合は、文字数が少なすぎたり、他のサイトと内容が重複していてコピーコンテンツと判断されている可能性があります。

たとえば、はてなブログから、WordPressにサイトを引っ越しした。
はてブロにもワードプレスにもまったく同じ記事が存在する。
そういう場合にコピーサイトだと判断されて、ペナルティを受け、インデックスがされないことがあります。
不要な方のサイトは消しましょう。
消したくない場合はリダイレクトの設定などをしましょう。

「公開URLをテスト」は別にやらなくてもいいんですが、万が一、ページにエラーがあったときの為に確認しておいた方が無難です。

わたしは
「公開URLをテスト」でエラーがないことを確認してから
「インデックス登録をリクエスト」を実行しています。

「インデックス登録をリクエスト」はどういうときにするの?

「インデックス登録をリクエスト」は、

  • 新しい記事を書いたとき
  • 記事の更新(リライト)を行ったとき

に実行しましょう。

毎回リクエストを送るのは少し面倒ですが、早くインデックスされ、早くGoogle検索結果に表示された方が、早くアクセスが伸びます。

毎日記事を書いて、半年くらいサイトを続け、アクセスも増えてくると、Googleの中でのあなたのサイトの評価・ランクが上がります。
そうすると、「インデックス登録をリクエスト」をしなくても、記事を更新して5分後くらいにはインデックスに登録済みになっていたりします。

そうなれば、積極的に「インデックス登録をリクエスト」は行わなくても大丈夫です。

URLはGoogleに登録されています

URLはGoogleに登録されています

「インデックス登録をリクエスト」を実行しようとしたら、Googleが先回りして既に
「URLはGoogleに登録されています」
と表示されていた。

そんなことが続くようであれば、もう「インデックス登録をリクエスト」は卒業してもいいかもしれません。

まとめ

サイトを開設時に1回だけする作業。

記事を書くたびにする作業

このページは移転しました。

Google Search Consoleへの登録方法

ブログのアクセスを伸ばすには、Googleにインデックスされるのが大事

ブログを始めたばかりの頃は、Twitterだったり、ブログ村ブログランキングなどのランキングサイトであったり、自分で記事の宣伝をするとちらほらと読者がやってくるような状態からスタートすると思います。

しかし、ブログを数か月~1年くらい続けていると、GoogleやYahooなど検索エンジンからの訪問が増えてきます。

Googleの検索結果に自分のブログ・記事が表示されるためには、Googleにインデックスされる必要があります。

自分のブログがGoogleにインデックスされる仕組み

Googleは世界中のサイトをクロール(巡回)しています。

たとえば、ツイッターで「ブログを更新しました」みたいなツイートをして、ツイートの中にブログへのURLを貼り付けます。
すると、グーグルはツイッターを巡回しているので、あなたのツイート、あなたの貼り付けたURLに気づきます。
そして、URLをたどってあなたのブログがGoogleに認識されます。

ここで、記事の文字数が少なすぎたり、他のブログから記事を丸ごとコピペしたりしていなければ、Googleのインデックスに登録されます。

上記のように、ツイッターや他人のブログなどに自分のブログのURLを貼り付けて、間接的にGoogleに気づいてもらうのが、Googleにインデックスされる仕組みの1つ目。

しかし、もっと直接的にGoogleに記事の更新を知らせる方法もあります。
それが「Google Search Console」です。

Google Search Console(サーチコンソール)とは?

Google Search Consoleはブロガーなら必須のツール。
サーチコンソール、サチコなどの略称で呼ばれることもあります。

Google Search Consoleに、自分のブログを登録することで、Googleにあなたのブログの存在をしってもらうことができます。
そして、サイトマップ(記事一覧)を登録することで、あなたのブログの各記事がGoogleにインデックス(登録)されます。

すると、誰かがGoogleで検索をしたときに、検索結果にあなたのブログが表示されるようになります。

Google Search Console(サーチコンソール)への登録方法

Google Search Consoleのサイトへアクセス

以下のURLからGoogle Search Consoleのサイトへアクセスできます。

Google Search Console
Google Search Console、初期画面

Google Search Console、初期画面

上記のような画面になるので
「今すぐ開始」ボタンをクリック。

Googleアカウントのログイン画面になるので、Gmailのメールアドレスとパスワードを入力。
(既にGmail等にログイン済みなら、このステップは省略)

ブログのURLを登録

Google Search Consoleへようこそ」という画面になります。

ドメイン」か「URLプレフィックス」を選べるのですが、「URLプレフィックス」の方を使います。

https://www.example.com」と薄いグレーで書かれているところに、あなたのブログのURLを入力して、
「続行」ボタンを押します。

所有権の確認

Google Search Console、所有権の確認(HTMLファイル)

Google Search Console、所有権の確認(HTMLファイル)

ブログトップページのURLを登録すると、「所有権の確認」という画面になります。
(他人のサイトを勝手に登録できないようにするための仕組みです)

FTPが使える場合、所有権の確認(HTMLファイル)

FTPなどで、ブログを運用しているサーバーにファイルをアップロードできる場合。

「ファイルをダウンロード」と書かれている右側の「google012345678901234.html」のような部分をクリックします。
すると、「google012345678901234.html」のような名前のファイルがダウンロードされます。
(012345678901234の部分は、人によって違います。本来はランダムな英数字が並びます)

ダウンロードした「google012345678901234.html」を、ブログをホスティングしているサーバーにアップロードします。

FTPの画面

FTPの画面

WordPressでブログを作っている人なら、「public_html」というフォルダの下に、

  • wp-admin
  • wp-content
  • wp-includes

のようなフォルダが並んでいると思います。

この並びに「google012345678901234.html」をアップロードします。

アップロードしたファイルを確認

あなたのサイトのURLが
https://www.example.com
だったとしたら、
https://www.example.com/google012345678901234.html
というURLにアクセスしてみましょう。
(google012345678901234.htmlの部分はダミー。実際にはアップロードしたファイル名を入力しましょう)

「google012345678901234.html」の中身が表示されたならば、アップロードに成功しています。

FTPが使えない場合、所有権の確認(HTMLタグ)

はてなブログAmebaブログなどのブログサービス系(WordPressではないサイト)では、FTPを使ってファイルをアップロードすることができないと思います。

その場合は、「所有権の確認」画面で「その他の確認方法」のところにある「HTMLタグ」というところをクリックします。

Google Search Console、所有権の確認(HTMLタグ)

Google Search Console、所有権の確認(HTMLタグ)

「コピー」ボタンをクリックすると
「<meta name=”google-site-verification” content=”~~~」
というmetaタグがコピーされます。

コピーしたhtmlテキストを<head></head>タグの間に貼り付けます。

<head></head>の中にhtmlを追加するにはどうすればいいのか?
それは、ブログサービスによって設定方法が異なります。

はてなブログの場合

たとえば、「はてなブログ」を使っている場合。

はてなブログ管理画面、Google Search Console(旧Googleウェブマスターツール)

はてなブログ管理画面、Google Search Console(旧Googleウェブマスターツール)

はてなブログの管理画面のどこかに
Google Search Console(旧Googleウェブマスターツール)」
という箇所があります。

ここに、先ほどコピーした
「<meta name=”google-site-verification” content=”~~~”」
を貼り付けます。

ただし、はてなブログの場合は
「content=”~~~“」の「~~~」の部分の英数字だけを入力します。
それ以外の部分(「<meta name=…」の部分)は不要です。

所有権を証明しました

Google Search Console、所有権の確認(HTMLタグ)

Google Search Console、所有権の確認(HTMLタグ)

FTPで「google012345678901234.html」のようなファイルをアップロードする。
もしくは、ブログサービスでmetaタグを貼り付ける。

上記いずれかの設定が終わったら、Google Search Consoleの方へ戻り、
「確認」ボタンを押します。

すると、以下のような
「所有権を証明しました」
という画面が出てきます。

Google Search Console、所有権を証明しました

Google Search Console、所有権を証明しました

上記の画面で
「完了」
をクリックすればサイトの登録は完了です。

サイトマップを登録

ここまでで、Google Search Consoleに自分のブログを登録するところまで完了しました。

最後にもう1つだけ作業が必要になります。
サイトマップの登録です。

いまのところは、Googleにあなたのブログの存在を報告しただけ。
サイト内のどこにどんな記事があるのかを、Googleに教えてあげる必要があります。

サイトマップとは、サイト内の記事一覧のことです。

サイトマップの存在を確認

あなたのサイトのURLが
https://www.example.com
だったとしたら、サイトマップのURLは
https://www.example.com/sitemap.xml
だと思います。

あなたのブログのトップページを開き、URLの後ろに「/sitemap.xml」を追加して、サイトマップが開くか確認してみましょう。

上記のようなものが表示されれば、サイトマップが機能しています。

ブログサービスによって見た目は違いますが、「xml」とか「sitemap」といった単語が見て取れて、urlが羅列されていれば、それがサイトマップです。

サイトマップが見つからないときは、サイトマップのURLが/sitemap.xml以外のものなっている可能性があります。
もしくは、サイトマップが存在しないので自分でサイトマップを作る必要があるかもしれません。

そんなときは、
WordPress サイトマップ
はてなブログ サイトマップ
アメブロ サイトマップ
など、あなたが使っている「ブログサービス名」+「サイトマップ」というキーワードでGoogle検索をしましょう。
解説サイトが見つかると思います。

Google Search Consoleサイトマップを登録

新しいサイトマップの追加

新しいサイトマップの追加

サイトマップの存在を確認したら、再びGoogle Search Consoleの管理画面を開きましょう。

画面の左側に項目名が縦に並んでいます。
その中から「サイトマップ」をクリックします。
すると、サイトマップ登録用の画面に切り替わります。

「新しいサイトマップの追加」のところに
「sitemap.xml」と入力し
「送信」ボタンをクリックしましょう。

「送信されたサイトマップ」のところに
「sitemap.xml」が表示され、
ステータスが「成功しました」になれば作業完了です。

まとめ

ブログにとって、Google検索からの流入は最重要。

Google Search Consoleにブログを登録することによって、あなたのブログの存在をGoogleに知らせることができます。

また、ブログの登録だけでなく、サイトマップの登録も必要です。

ブロガーにとって必須の作業なので、忘れずに行いましょう。

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