にゃん分間待ってやる

「文章の書き方」や「アクセスアップ」などブログ運営のテクニックを解説。

Googleアドセンス、クリック数が多い日に限ってクリック単価が低いのはなぜなのか?

Googleアドセンス、ブログに表示される広告の基準

Googleアドセンスをブログに設置しているときに、どういう基準で表示される広告が選ばれるのか知っていますか?

  1. サイトにマッチする広告が表示される
  2. 読者の興味にマッチする広告が表示される
  3. クリック単価の高い広告が表示される

ここまでは有名な話ですね。

サイトにマッチする広告が表示される

旅行記を書いているブログだったら、ツアーやホテルの広告がよく表示される。
グルメブログだったら、レストランの広告がよく表示される。

そういう風に、サイト内のキーワードなどからサイトのジャンルを考えて、Googleが自動的に表示する広告を選んでくれます。

読者の興味にマッチする広告が表示される

レストランの広告が表示される場合でも、東京に住んでいる人には東京周辺の飲食店の広告を表示する。
大阪に住んでいる人には大阪周辺の飲食店の広告を表示する。

そういう風に、サイトを見に来たユーザーの属性に合わせた広告が自動的に選ばれます。

クリック単価の高い広告が表示される

広告を出す側の企業やお店などは、広告が1回クリックされたらGoogleにいくら支払うか金額を設定しています。

この設定金額が高い広告が優先的に表示されます。

たとえば、「サイトの属性」と「ユーザーの属性」から「ゲームの広告」を表示することをGoogleのAIが決定したとします。
そのとき、ゲーム関連の広告を出している会社が100個あったら、それらの中で1番高い金額を設定している会社の広告が表示されます。

クリック単価の変動が激しいのはなぜ?

Googleアドセンスの管理画面を見ていると、
「今日はたくさんクリックが発生している」
という日に限って、クリック単価が低かったりします。

「もしかして、ブロガーに儲けさせないために、Googleがクリック単価に細工をしている?」
みたいに疑ったことはないでしょうか?

これは、決してGoogleがズルをしているわけではありません。

クリックされているときに限ってクリック単価が低いのは、おそらく広告の「品質スコア」のせいです。

品質スコア

基本的には、ブログ上には単価が高い広告が表示されるます。
しかし、広告の「品質スコア」というのが影響することがあります。

ざっくりいうと、クリック率が高い広告は「品質スコア」が高いです。

品質スコアが高い広告は、クリック単価が安くても、収益の期待値が高くなります。

収益の期待値

  • 「クリック単価100円の広告」
  • 「クリック単価10円の広告」

上記2種類の広告があったとしたら、クリック単価100円の広告の方をブログ上には表示してほしいですよね。
単価が高い広告の方が、クリックされた時に収益が高いですから。

しかし、次のケースではどうでしょう?

  • 「クリック単価100円の広告」(1,000回に1回しかクリックされない)
  • 「クリック単価10円の広告」(2回に1回クリックされる)

クリック単価が100円の広告の方は、デザインがクソダサくてめったにクリックされないとします。
単価が100円だったとしても、1,000回に1回しかクリックされない。
すると、広告が1回表示されたときの収益期待値は0.1円です
(100円 ÷ 1,000回 = 0.1円/回)

クリック単価が10円の広告の方は、デザインもスタイリッシュで興味を惹きつけるフレーズも入っているとします。
そして2回に1回という高頻度でクリックされます。
このとき、広告が1回表示されるときの収益期待値は5円です。
(10円 ÷ 2回 = 5円/回)

このパターンならば、単価の安い10円広告の方が絶対にお得ですよね。
いくらクリック単価が高くても、クリックされなければ意味がありません。

というわけで、Google様は、単価が高くてもクリック率が低い広告をはじいてくれます。
そして、単価が安くてもクリック率が高い広告は推してくれます。

結局は、収益の期待値が高い広告を表示してくれているわけです。

「今日はクリック数が多いのに、単価が安い……」
という悲しい現象は、低単価だけどクリック率がいい広告が表示された結果なんですね。

GoogleのAIがそっちの方が期待値(単価×クリック率)が高いと判断したわけです。

クリック率が高い広告って?

「SODサバ落ち事件」はご存知でしょうか?

新型コロナウイルスの影響で出かけることもできずに自宅で暇を持て余している人の為に、
「AV200本無料キャンペーン」
をSODという会社が行いました。
その結果、SODのウェブサイトにアクセスが集中してサーバーがダウンしました。

Googleアドセンスはアダルトコンテンツ禁止で、アダルト系の広告もないんですが、
「AV200本無料キャンペーン」
という広告が仮に表示されたとしたら、尋常じゃない高クリック率になると思います。

また、最近マスク不足のニュースをよく耳にしますよね。
ドラッグストアの前に開店前から行列を作るニュースが流れると、マスクに対する飢餓感がさらに煽られます。
このタイミングで
「マスク入荷しました」
というバナー広告がブログ上に表示されたら、かなりの高確率でクリックされると思います。

こういう、広告そのものが引きが強いというケースが時々あるんですよね。
その場合は、その広告の単価が低くても収益の期待値としては高くなります。
そのため、高単価の広告よりも優先してブログ上の広告枠に登場することがあります。

ブロガーが稼いだ方がGoogleは得をする

Googleアドセンスの収益分配率は68%。
広告主からゲットした金額の68%がブロガーに、32%がGoogleの懐に入ります。

ブロガー厚遇、Googleアドセンスの収益分配率は驚異の68%
Googleアドセンスの収益分配率は68% コンテンツ向け AdSense の広告掲載では、該当サービスに関連する収益として Google が認識した額の 68% がサイト運営者様の収益となります。 AdSense の収益分配率とは...

仕組みから考えれば当たり前のことなんですが、ブロガーの収益が下がっているとき、Googleの収益も連動して下がります。

Googleとしては、広告がどんどんクリックされて、ブロガーが儲かっている状態の方が望ましいわけです。

つまり、意味もなくクリック単価の低い広告を表示すると、Googleも損をするわけです。
だから、基本的には単価が高い広告が表示されるようになっています。

それでも広告単価が低目のときは、単価が低くてもクリック率の高さでカバーできる、そちらの方が収益の期待値が高いとGoogleが判断しています。

まとめ

基本的には、「クリック単価」が高い広告が優先的に表示されます。

また、広告には「品質スコア」というものがあり、クリック率など広告自体の出来の良さをGoogleが判定します。

「クリック単価」と「品質スコア(クリック率)」のバランスを見て、収益の期待値が高いものがブログ上には表示されます。

「今日はやたら広告のクリックが多いな」というときは、たまたま運が良くてたくさんクリックされているというよりは、クリック率の高い(引きの強い)広告が表示されているせいかもしれません。

このページは移転しました。

ブロガー厚遇、Googleアドセンスの収益分配率は驚異の68%

Googleアドセンスの収益分配率は68%

コンテンツ向け AdSense の広告掲載では、該当サービスに関連する収益として Google が認識した額の 68% がサイト運営者様の収益となります。

AdSense の収益分配率とは
https://support.google.com/adsense/answer/180195?hl=ja

Googleアドセンスの収益分配率は、68%もあります。

広告主が広告枠を100円で入札したとします。
そのとき、ブログ上の広告がクリックされると、ブロガーに68円、Google側の取り分が32円が分配されます。

一般的に、ブロガー目線のクリック単価は30円位といわれます。
このとき舞台裏では、広告主に45円課金されて、ブロガーに30円、Googleに15円程度が分配されているってことですね。

収益分配率が68%ってかなり太っ腹ですね。

Googleの収益の一部がブロガーにも還元されている」
と認識していたんですが、ブロガーの方が取り分が多いとは知らなかった。

Amazonアソシエイトの分配率は?

Amazonアソシエイトの場合は、分配率がいくらくらいでしょうか?

ブロガーが受け取る紹介料

ブログにAmazonのリンクを貼り、そのリンク経由で商品が売れると、商品価格の数%がブロガーに入ってきます。
何%になるかは商品カテゴリーによって違います。

紹介料 商品カテゴリ
10% Amazonビデオ(レンタル・購入)、Amazonコイン
8% Kindle本、 デジタルミュージックダウンロード、Androidアプリ、

食品&飲料、お酒、服、ファッション小物、ジュエリー、シューズ、バッグ、Amazonパントリー対象商品、SaaSストアの対象PCソフト

5% ドラッグストア・ビューティー用品、コスメ、ペット用品
4.5% Kindleバイス、 Fireデバイス、Fire TV、 Amazon Echo
4% DIY用品、産業・研究開発用品、ベビー・マタニティ用品、スポーツ&アウトドア用品、ギフト券
3% 本、文房具/オフィス用品、おもちゃ、ホビー、
キッチン用品/食器、インテリア/家具/寝具、生活雑貨、手芸/画材
2% CD、DVD、ブルーレイ、ゲーム/PCソフト(含ダウンロード)、カメラ、PC、
家電(含 キッチン家電、生活家電、理美容家電など)、カー用品・バイク用品、腕時計、楽器
0.5% フィギュア
0% ビデオ、Amazonフレッシュ
紹介料上限 1商品1個の売上につき1000円(消費税別)

Amazonが出品者から徴収する手数料

また、商品が売れたとき、Amazonが出品者からいくら手数料を徴収するのかもカテゴリーによって違います。

販売手数料 商品カテゴリー
15% 本、CD・レコード、DVD、ビデオ、TVゲーム、PCソフト、文房具・オフィス用品、ホーム(インテリア・キッチン)、ホームアプライアンスDIY・工具、産業・研究開発用品
10% (エレクトロニクス、カメラ、パソコン)付属品、スポーツ&アウトドア、カー&バイク用品、おもちゃ&ホビー
8% エレクトロニクス(AV機器&携帯電話)、カメラ、パソコン・周辺機器、楽器、大型家電
8~15% ドラッグストア、ビューティ、ペット用品、ホーム(家具)、食品&飲料 、腕時計、ジュエリー、ベビー&マタニティ、服&ファッション小物、シューズ&バッグ

ドラッグストアなど「8~15%」の欄に書いてあるものは、「◯円以上の場合は×%」のような価格と連動して料率が変わるもの。

分配率(本)

「本」の場合は、紹介料率が3%で、販売手数料は15%です。

業者がAmazonで1,000円の本を販売したとします。
Amazonには15%の150円、販売者には残りの850円が振り込まれます。

そして、Amazonアソシエイトの紹介料率は商品価格の3%なので、ブログのリンク経由で購入された場合は、Amazonからブロガーに30円が支払われます。

Amazonが徴収した150円の内、30円だけアフィリエイターに支払われるので分配率は20%ですね。
(30円 ÷ 150円 = 20%)

分配率(カメラ)

「カメラ」の場合は、紹介料率が2%で、販売手数料は8%です。

業者がAmazonで1万円のカメラを販売したとします。
Amazonには8%の800円、販売者には9,200円が入ります。

そして、Amazonアソシエイトの紹介料率は商品価格の2%なので、ブログのリンク経由で購入された場合は、Amazonからブロガーに200円が支払われます。

Amazonが徴収した800円の内、200円だけアフィリエイターに支払われるので分配率は25%になります。
(200円 ÷ 800円 = 25%)

Amazonの分配率

商品によって販売手数料やキャッシュバックのパーセンテージが変わってきますが、概ね20~25%の分配率といったところでしょうか。

ブロガーがAmazonaのアフィリエイトで1万円を稼いだ時、その裏ではAmazonが4万円の手数料収入を獲得しているわけです。

Googleの分配率は異様に高い

Googleアドセンスの分配率は68%です。
Amazonの分配率20~25%に比べてかなり高い数字なのが分かります。

Amazonは倉庫管理業務などの実務が発生するので、運営にはそれなりのコストがかかります。
そのため、分配率を高くし過ぎるとコストに見合わなくなるので、分配率は低めに抑えているのだと思われます。

Googleアドセンスの場合は、広告配信の仕組みなどは自動化されていて、倉庫作業のような物理的な労働がほとんどいりません。
そのため、分配率が高めでも十分収益性が高いのだと思います。

GoogleアドセンスAmazonアソシエイトでは業態が違うので単純比較はできません。
しかし、その分を差し引いてもGoogleアドセンスの分配率は非常に高い。
Googleはサイト運営者をかなり優遇していると感じます。

まとめ

Googleアドセンスの収益分配率は68%。

親の「Google」よりも、子の「ブロガー」の方が取り分が多い。

アドセンス解説
「アドセンス解説」の記事一覧です。

このページは移転しました。

GoogleAdSense季節性のためのAdSense収益向上施策シリーズオンライントレーニングのYoutubeビデオ要約

GoogleAdSense季節性のためのAdSense収益向上施策シリーズオンライントレーニングのYoutubeビデオ要約

本記事は、上記のビデオの内容を要約したものです。

動画は22分53秒あります。

ほとんどは、「そんなこと知ってる」という当たり前の内容でしたが、たまに重要なことも言っていました。

季節性の重要性

動画のタイトルにもなっている「季節性がうんぬん」という話。

内容を要約すると以下のような感じ。

「期間限定のスポーツイベントがあるとします。
イベント前・イベント後に比べて、イベント期間中は普段の100倍程度も検索ボリュームが増えることがあります。」

たぶんオリンピックとかワールドカップなんかのことを言ってるんじゃないですかね。

「大会中は『オリンピック』や『ワールドカップ』についての検索が増えるよ」

ってことですね。

そんなの当たり前ですね。
何を今さら……

アドセンスの自動広告を使ってね

季節性の話の次は、自動広告に関する説明でした。

「季節性のイベントはアドセンサーには稼ぎ時。
広告設定を工夫して効率よく稼いでね。
具体的には自動広告使えってことだよ」

だいたい、こんな感じの話でした。

Googleアドセンスの自動広告は、AI使って機械学習しています。
一番クリックされやすい位置をGoogle様が判断して勝手に広告を表示してくれます。

どこに広告を設置するか、手動で試行錯誤するより、Googleの自動広告に任せたほうが収益が上がる可能性が高いです。

自動広告を使うと広告の個数を最適化してくれる

本文が短いと広告が1個だけ表示される。
本文が長いと広告が2個表示される。
本文が超長いと広告が10個表示される。

そういう感じのイメージです。
自分で「どこに広告を表示しようか、何個表示しようか」というのを考えなくてもいい。
自動広告を使うと、統計的データにもとづいてGoogleがベストだと思った個数の広告を表示してくれます。

手動で広告のコードを貼る場合は、全記事に共通の「記事タイトルの下」「本文の末尾」みたいな設定の仕方をすると思います。
本文の長さに合わせて広告の数を適宜手動で調整している人はあんまりいないでしょう。

Googleの自動広告に任せておけば、頑張って長い記事を書いたときに、本文の途中に広告を入れてくれたりするので収益アップにつながります。

自動広告を使っていない人が、自動広告をONにすると、平均して収益が16%程度伸びるらしいです。

自動広告でのみ使用可能な広告タイプがある

以下の2種類の広告は自動広告をオンにしている人だけが使えます。

  • アンカー広告
  • モバイル全画面広告

どちらもモバイル専用の広告です。
パソコンの画面にはこのタイプの広告は表示されません。

この2つの広告の特徴は、収益性が高いこと。

最近では、パソコンでサイトを見る人よりもスマホでサイトを見る人の方が多いです。
収益性が高いこれらのモバイル用広告を利用しない手はないでしょう。

アンカー広告

スマホでサイトを見た時に、画面の下端または上端に表示される広告。
画面全体の10分の1ほどの面積を占めていて、スクロールしても追尾してきて画面上に常に表示されます。

ずっと表示されているので「アクティブビュー視認可能率」と「クリック率」が高い。
よって、収益が上がりやすいです。

モバイル全画面広告

スマホでページを開いたときに、画面いっぱいに広告が表示される奴です。

閉じないとページの本文が読めません。

強制的にユーザーの視界に入るので、「アクティブビュー視認可能率」と「クリック率」が高い。
アンカー広告と同じく、収益性が高いです。

Q&A その1

質問

自動広告を導入すると広告が多くなりすぎませんか?

回答

いいえ。

Better ads standardに基づいて、手動広告と自動広告を合せた時に、広告がサイトの30%以上にならないように調節しながら広告を配信します。

補足

Googleアドセンスの自動広告を使うと、広告がサイトの30%以上にならないように自動調整してくれます。

サイトの画面に占める面積で30%ってことですかね?
思ったよりたくさん広告を貼ってもOKなんですね。

アドセンス以外の広告も認識してくれるそうです。
たとえばAmazonアフィリエイトリンクなどを貼っていた場合は、GoogleアドセンスAmazonアフィリエイトの合計がページ全体の30%を超えないようにアドセンス側で調整してくれるってことですね。

アドセンスの自動広告を使っても、画面が広告だらけにはなりません。

Q&A その2

質問

自動広告を使うときは、手動広告は全部消した方がいいですか?

回答

いいえ。

自動広告は手動広告を補い、更に収益を向上させるためのプロダクト。
レポート上で「アクティブビュー視認可能率」を確認し、パフォーマンスが良い手動広告(日本の平均は50-60%)は残し、見られていない広告ユニットは削除して自動広告を追加することで収益の向上が見込まれます。

補足

普通は、Googleアドセンスの手動広告と自動広告を併用します。

ページの一番上に大き目の広告を表示して、記事の末尾に関連記事と広告が混ざったやつを配置して、後は自動広告におまかせ、とかそういう使い方が多いんじゃないでしょうか。

Googleアドセンスの管理画面を見ると、「アクティブビュー視認可能率」というのがあります。

とある記事が1日で100PV(ページビュー)、記事を最後まで読んでくれたのが半分の50人だったとします。
すると、記事の一番下の広告の「アクティブビュー視認可能率」は50%になります。

PVに対して、広告のところまで実際にスクロールされた割合が「アクティブビュー視認可能率」です。

日本のアドセンス利用者の場合、「アクティブビュー視認可能率」の平均値は50~60%だそうです。

「アクティブビュー視認可能率」が50%以下の人は、手動広告を消して、自動広告に任せたほうがいいかもしれません。
自動広告にまかせておけば、「このあたりに広告を表示させれば『アクティブビュー視認可能率』が高くなりそう、クリックされやすそう」というのを判断して広告を設置してくれます。

Q&A その3

質問

自動広告を導入すると収益が下がることはありますか?

回答

いいえ。

現状、自動広告をご使用いただいている媒体者様から「自動広告を導入して収益が下がった」というお声をいただいたことはありません。
手動広告を補い、機械学習を使って最適な場所に広告を配信していくので、収益向上に直結するプロダクトです。

補足

基本的に、もともと手動で広告を設定していて、そこにプラスで自動広告を追加することを想定しています。

自動広告の分だけページ上に表示される広告の数が増えるので、普通は増収になるはず。

自動広告が増えた分だけ、手動広告の方が表示されなくなるという訳ではないので、収益が下がることはまずありません。

自動広告はページ全体の30%を越えないように自動調整されるので、自動広告のせいでページが見づらくなり離脱率が上がるということも、基本的には発生しないとおもいます。

Q&A その4

質問

AMPには対応していますか?

回答

はい。

自動広告設定画面上の「AMPサイトをお持ちですか?」をクリックし、指定のコードをheadタグの間に設置して下さい。

補足

<script async custom-element="amp-auto-ads" src="https://cdn.ampproject.org/v0/amp-auto-ads-0.1.js"> </script>

こういう感じのコードを<head></head>の間に貼り付けると、Googleアドセンスの自動広告がAMP対応になります。

AMPというのはスマホでサイトの表示速度が向上するようにキャッシュする技術です。

Q&A その5

質問

自動広告をオンにしたけど広告が出ません。

回答

自動広告のアップデート後、AdSenseの広告が一つでも設置してあるページに関してはheadタグの間に自動広告のタグを入れる必要がなく、自動広告をオンにし、サイトに適応していただくだけで自動広告が配信されるようになりました。

しかし、AdSenseの広告タグが一つも入っていないページに関しては、従来の方法で自動広告のタグをheadタグの間に入れていただかないと自動広告は配信されません。

補足

<script data-ad-client="xxxxx" async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> </script>

こういう感じのコードを<head></head>の間に貼り付けるとブログ上でGoogleアドセンスの自動広告が有効になります。

Googleアドセンスの自動広告を使うには以下のような2段階の作業が必要です。

  1. Googleアドセンスの管理画面上で、自動広告をオンにする
  2. ブログ上で、Googleアドセンスの自動広告のスクリプトコードを<head></head>の間に貼り付ける

ただし、元々手動でGoogleアドセンスの広告を設置していたページに関しては、
1つ目の作業「Googleアドセンスの管理画面上で、自動広告をオンにする」を実施するだけでOK。
<head></head>の間にコードを貼り付ける作業は不要です。

Q&A その6

質問

自動広告を出したくない場所がある場合はどうしたらいい?

回答

ご自身で自動広告を配信したくない場所はプレビュー時に削除が可能です。

補足

Googleアドセンスの管理画面から、「ここには広告を表示しないで」という設定が可能です。

Q&A その7

質問

自動広告をオンにしたけどあまり広告が配信されていないのはなぜ?

回答

①手動広告の割合が既にサイト全体の30%程に達している場合
→レポート上のアクティブビュー視認可能率を確認し、視認性の低い広告ユニットは機会損失に繋がっているので、削除しましょう。

②広告の読み込みバーを最小に設定している場合

補足

手動で設置した広告がページ全体の30%を超えていると、自動広告は表示されません。

また、Googleアドセンスの管理画面で「自動広告をたくさん表示する、少しだけ表示する」というのを調節するバーがあります。

ここが最小になっていると自動広告がほとんど配信されません。
基本的には調整バーを右端のMAXにしておいた方が広告がたくさん表示され、収益も上がります。

何も設定をいじっていない人は、MAXになっているはずです。
あまり気にしなくても大丈夫です。

Q&A その8

質問

自動広告を出したくないページがある場合はどうしたらいい?

回答

ご自身で自動広告を配信したくないページを除外設定してください。

補足

Googleアドセンスの管理画面で、「このページは自動広告の対象外」という設定をすることができます。

Googleアドセンスで自動広告をオンにすると、基本的にはサイト内の全ページが自動広告の対象になります。
除外ページの方を個別に設定します。

自動広告したいページを指定する「許可制」ではなく、
「全許可、禁止ページを個別指定」するシステムです。

「お問い合わせ」ページには広告を表示しない、「プライバシーポリシー」のページには広告を表示しない。
そういう運用をしている人もいるかと思います。
しかし、自動広告のせいで、いつのまにか問い合わせページにも広告が表示されていたりします。

「お問い合わせ」ページはどこのサイトを見てもだいたい似たような作りになっていると思います。
入力フォームがあるだけで、本文となるような文章は大して書いてありません。
そのため、Google検索エンジンAdSenseのシステムから、コピーコンテンツと判断されたり、意味のないコンテンツとして認識される可能性があります。

サイトの評価を下げないために、お問い合わせページには広告を表示させないほうがいいでしょう。
その場合は、Googleアドセンスの管理画面から自動広告の除外設定を忘れずに。

Q&A その9

質問

アンカー広告をモバイル画面の上段ではなく、下段にしか出したくない。

回答

可能です!!!

画面上部に表示されるアンカー広告を無効にするには、アンカー広告を表示するすべてのページの広告コードに overlays:{bottom: true}パラメータを追加します。
AdSenseヘルプページ上にある
「ページ上部のアンカー広告を無効にする」ページをご覧ください)
https://support.google.com/adsense/answer/7478225?hl=ja

補足

アンカー広告、スマホの下の方に表示されるときと、上の方に表示されるときがあります。

上の方にアンカー広告が表示されると、メニューバーなどに被って「ホーム」などのボタンが押せなくなってしまい鬱陶しく感じることが。

上記回答にあるように、overlays:{bottom: true}というのを設定すればアンカー広告を下部に固定できます。

Q&A その10

質問

モバイル全画面広告はどれくらいの頻度で配信されるの?

回答

モバイル全画面広告を設定→クローラーがページ内のコンテンツをランダムに選択→選択されたコンテンツをクリックした総トラフィックの約10%の割合でモバイル全画面広告を表示

補足

ここでの「コンテンツ」というのは、「サイト内のリンク、外部ページへのリンク、ボタン」なんかのクリックできるオブジェクト全般のことですかね?

Googleアドセンスのシステム側で、くじ引きっぽくどれかのリンクを1つ選ぶ。
そのリンクを踏もうとした人がいたら、10%の確率で全画面広告を見せつける。

そういうことかな?
動画を見たけど、いまいち何を言っているのか分りませんでした。

Q&A その11

質問

広告の配置に限度はありますか?過多の配置によるポリシー違反はありますか。

回答

「X以上の広告の配置は禁止である」という厳密なルールやポリシーはございませんが、コンテンツ:広告の割合をご検討いただく際には、必ずコンテンツが広告より多いようご設置ください。

なお、広告を多く置くことは、収益の増加機会に恵まれますが、
その分、誤ったクリックや無効なクリックが発生しやすい構造となります。
最終的に無効なトラフィックとして収益より減額されるという可能性もございますので、お気を付けください。

補足

「広告を何個以上設置するとアカウントを凍結される」みたいな厳密なルールはないそうです。

「必ずコンテンツが広告より多いようご設置ください」との回答なので、サイトの半分までは広告で埋め尽くされていてもセーフってことですね。

自動広告はページ全体の30%以下になるように調整されるとのことなので

  • ページ全体の30%以下: 推奨
  • ページ全体の50%: セーフ
  • ページ全体の51%以上: アウト

ということでしょう。

Q&A その12

質問

広告を配信していないドメインが無効なサイトであるという表記がアカウントに表示されました。

回答

無効なサイトは、広告が過去4ケ月以上表示されていないサイトを指します。違反サイトではございませんのでご安心ください。

広告の配信がない場合、今後収益化される予定があるかの確認として無効なサイトのアラートを出しております。
収益化の予定がない場合、サイトをご削除いただいても問題ございません。

また、削除することによってアカウントやその他のドメインには影響はございません。

補足

複数のサイトを運営している人からの質問ですかね。

「無効なサイト」というのは、ポリシー違反の警告ではなく、

  • サイトに広告を設置していない
  • サイトへのアクセスが0件

などの理由で「広告がまったく表示されていないサイトがあるよ」というお知らせみたいです。

Q&A その13

質問

ポリシー違反がついたので該当のページを削除しましたが、まだ違反がつきます。再審査をだしてもまだ違反が取れません。

回答

再審査のリクエストは基本的に「広告の再配信を希望されるページ」へのリクエストとなります。削除されたページについては収益化をやめられるという認識となるため、再審査のリクエストは不要となります。

削除されたページを再審査依頼しますと、削除のページを収益化されたいと認識いたしますので、引き続き不承認となります。
再審査をあげず、2週間ほどお待ちいただきますと自動的に解除されます。

なお、削除される前には必ずコードもご削除もしくは配信の停止いただきますようお願いいたします。

補足

「ポリシー違反がついたページ」というのは、コピーコンテンツと判断されたとか、アダルトサイトと判断されたとか、そういうやつですかね。

そういう場合は、ページを削除すれば、アドセンスの管理画面上では特に何もしなくていいみたいです。

逆に、削除しましたという報告のつもりで「再審査リクエスト」を出すとダメみたい。
「再審査リクエスト」=「このページを収益化したい」という要望だと認識されるとのこと。

Q&A その14

質問

広告の掲載率を調整したら配信量が減りました。なぜですか?

回答

広告の掲載率はユーザーに表示する広告、特に収益性の低い広告の掲載数を、推定される収益への影響を確認しながら配信数を減らすことができる機能です。

こちらの機能でご調整いただきますと、ユニットに広告が供給される頻度が減ります。
(自動広告多め)

広告の表示がされないとご懸念の場合、まずはこちらの設定をご調整いただきますようお願い申し上げます。

補足

「広告の掲載率」はデフォルトで100%になっています。

たとえば、これを50%に設定すると、広告を設置したものの内、2つに1つだけ表示されるような状態になります。

100%以外に設定すると、基本的に収益が減るので設定をいじらない方が良いです。

Q&A その15

質問

サイトの審査を通るコツはあるのでしょうか?

回答

1.独自性のあるコンテンツをご作成ください。記事や動画などのペーストはできるだけ参照元をご記入し、また、+αの価値を追加するよう心がけてください。

2.必要な記事数などはございませんが、一般的には10-15件以上の記事を書かれているサイト運営者様が承認されやすい傾向がございます。

3.出来たてのサイトはトラフィックが少ないため、審査に時間がかかります。少し期間を置かれてから審査に出してください。

補足

これからGoogleアドセンスを始めようとしている人、もしくは既存のアドセンサーがサイトを追加しようとしているときの質問ですね。

ざっくり説明すると

  1. コピペサイトは審査に通らないよ
  2. 記事は10~15個以上が目安だよ
  3. PVが全然ないサイトは審査に通らないよ

こんな感じです。

PVが全然ないサイトは、すぐにサイトを更新しなくなって死にサイト化する場合が多い。
だから、アドセンスのアカウントを与えたくない。
サイトを育ててからアドセンスの申請をしろ。
そんな感じのことを言ってました。

Q&A その16

質問

収益の開示や掲載は違反になりますか?

回答

現状のポリシーでは
本サービスの利用によりもたらされたGoogleによる支払総額を正確に開示することができます。

=収益についての記事・ソーシャルメディアでの投稿は可能です。
ですが、リスクを想定された上でご開示いただきますようお願い申し上げます。

補足

Googleアドセンスの収益をブログなどで公開するのはOK。

でも、収益の公開はおすすめしません。

収益を公開することによって、妬みや嫌がらせの対象となり、広告を違法に連続クリックする人などが現れます。
いわゆるアドセンス潰しですね。

広告が急激にクリックされると自作自演などを疑われて、Googleアドセンスのアカウントが凍結されたりします。

そういう被害にあわないために、具体的な収益の公開などは控えたほうが良いとのこと。

まとめ

既知の内容が多かったです。

個人的に有用だと思った情報

  • 「アンカー広告」「モバイル全画面広告」は自動広告使っている人専用
  • 広告の数はページ全体の30%以下を推奨、50%以上はダメ
  • Googleアドセンスの新規サイトを審査に通す基準は
    • 記事は10~15個以上が目安
    • PVが全然ないサイトは審査に通らない
  • 収益の公開はポリシー違反ではない、だけど公開しないほうがいい

Googleアドセンスの自動広告を使っていない人は、使った方が良いです。
具体的な設定の仕方は、この記事の冒頭に貼った動画を見てください。

このページは移転しました。

URLスラッグはローマ字入力でOK

ブロガー向けの情報。
この記事のテクニックを使うと、SEO対策・アクセスアップに即効性があります。

スラッグとは?

スラッグとは、ブログ記事などのURLの末尾の部分のことです。

この記事のURLでいうと
https://u-ff.com/url-slug-romaji/
の url-slug-romaji の部分です。

ブログの設定をカスタマイズしていない人の中には、このスラッグが日付や数字などになっている人もいると思います。
しかし、スラッグは記事ごとに自分で設定した方がアクセスアップが期待できます。

URLスラッグはローマ字入力でOK

『100日後に死ぬワニ』まとめ(余命2週間を切りました、リアルタイム進行中)
『100日後に死ぬワニ』まとめ Twitter(ツイッター)だと第1話が埋もれて見つけるのに苦労する。 『100日後に死ぬワニ』以外のツイートも混在しているので読みにくい。 というわけで、1話から順に『100日後に死ぬワニ』の投稿...

上記の記事のURLは
https://u-ff.com/100nitigonisinuwani/
です。

スラッグは100nitigonisinuwani

そのまんまですね。

URLに使えるのは基本的に以下のものだけ。

  • 数字
  • アルファベット
  • ハイフン

アルファベット主体なので
crocodile-die-in-100-days
みたいに英訳してスラッグにした方が見栄えはいいです。

しかし、SEO的にはローマ字ベタ打ちの方が効果的な場合も。

ローマ字で検索する人の存在

アクセス解析にローマ字さんの検索流入が

アクセス解析にローマ字さんの検索流入

WordPressJetpackというプラグインを使うと、簡単にブログのアクセス解析ができます。

上記画像は、アクセス解析の「検索キーワード」の部分だけ取り出したものです。
『100日後に死ぬワニ』の記事に関する部分だけ抜粋しました。

  • 「100日後に死ぬワニ」
  • 「100日後に死ぬワニ」

など半角と全角は別のキーワードとして集計されているのが分かりますね。

注目してほしいのは
「100nitigonisinuwani」
というキーワードで検索して、このブログにたどりついた人が1人いる点です。

「『100日後に死ぬワニ』まとめ」の記事の本文中には「100nitigonisinuwani」という表記は1度も使っていません。
つまり、URLのスラッグである「100nitigonisinuwani」という部分にGoogle検索エンジンが反応したということでしょう。

「crocodile-die-in-100-days」で検索する人はたぶんいないけど、「100nitigonisinuwani」で検索する人はいる。
これ結構重要です。

ローマ字スラッグはライバルが少ない

Google
「100日後に死ぬワニ」と検索すると検索結果に279万件表示されるのに対して、
「100nitigonisinuwani」と検索すると検索結果に7件しか出てきません。

この技を使っている人は少ないので、ニッチターゲット向けではありますが、簡単にGoogleの検索結果で1位が取れます。

検索するときにローマ字ベタ打ちする人はごく少数派だとは思いますが、一定数は存在します。
そして、少数派とはいえ、その人たちの検索流入を独占できるのってすごくないですか?

スラッグを変更するときの注意点

既存の記事のスラッグを変更するときは注意が必要。
何も考えずにスラッグを変更してしまうと、変更前のURLへアクセスしたときに
404 Not Found
「記事がありません」
のような状態になるはずです。

URLを変更してしまうと、Googleからは前の記事が消えて、新しい記事が出現したように見えます。変更前のスラッグから変更後のスラッグへリダイレクトの設定などをしておきましょう。

リダイレクトが良く分からないという人は、昔の記事についてはスラッグ(URL)をいじらない。
次に記事を書くときからスラッグにこだわってみるといいでしょう。

まとめ

スラッグは、日付や通し番号のような無機質なものだとSEO効果はゼロ。
記事ごとに適切なスラッグを設定した方がいい。

メインのキーワードをローマ字表記したものをスラッグに使う。
ローマ字ベタ打ち検索をしているニッチな人たちがGoogle検索からやってくる。

既存の記事のURLを変更するときは注意。

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Googleアドセンス、広告ユニット5タイプを解説

Googleアドセンス、広告ユニット5タイプを解説

Googleアドセンス、広告ユニットを解説

Googleアドセンス、広告ユニットを解説

Googleアドセンスには4つの広告タイプがあります。

  • ディスプレイ広告
  • インフィード広告
  • 記事内広告
  • 関連コンテンツ(最初は使えない)

「関連コンテンツ」タイプは、アドセンスのアカウントを作成した時点では利用できません。
アドセンスの利用を続けていると、ある日突然、解禁されます。

また、以下の広告タイプは廃止になりました

  • リンク広告(廃止)

基本的には、AMP(アンプ)マーク(カミナリマーク)がついている、「ディスプレイ広告」と「関連コンテンツ」の2種類だけ使えばOKです。

AMPというのはスマホでサイトを高速表示する仕組みです。

AMPマークがついていない「インフィード広告」と「記事内広告」はAMPページでは広告が表示されません。
自分のブログでは絶対にAMPは使わないという人以外は、AMP対応していない「インフィード広告」と「記事内広告」は使わないようにしましょう。

「ディスプレイ広告」と「関連コンテンツ」の2つは、AMPページにもAMPじゃないページにもしっかり広告を表示してくれるので、細かいことは気にせず使っても大丈夫。

ディスプレイ広告

Googleアドセンス、ディスプレイ広告ユニット

Googleアドセンス、ディスプレイ広告ユニット

ディスプレイ広告とは、上記のようなものです。

4つの広告ユニットの中で、メインとなるものです。
これさえ使っておけば大丈夫。

普通に広告コードをサイトに貼り付ければ、サイズ調整は自動的に行われます。
ブログをパソコンで見ている人には大きい画像の広告が、スマホで見ている人にはスマホサイズの広告が勝手に表示されます。
万能です。

AMPページにも対応しています。

インフィード広告

Googleアドセンス、インフィード広告

Googleアドセンス、インフィード広告

インフィード広告とは、記事の一覧(フィード)などの中に紛れ込ませるための広告ユニットです。

上記の画像では、「Vpassエントリーで当たる」と書いてあるのが「インフィード広告」です。

コムアイ、ビザ無効で渡印できず」
「中国 濃厚接触者隔離のホテル倒壊」
などは広告ではなく記事です。

記事と記事の間に「インフィード広告」が混在しています。

AMP対応していません。
レイアウトを考えたりするのが面倒なので、あまり使いません。

記事内広告

Googleアドセンス、記事内広告

Googleアドセンス、記事内広告

記事内広告は、基本的に画像と文字の組み合わせでできています。

上記の場合は、広告の左半分が画像、右半分が文字になっていますね。

端から端まで画像だといかにも広告っぽくなってしまいますが、文字だけの領域を作り、「開く」のようなリンクボタンを入れることで、コンテンツの一部っぽく見せています。

AMP対応していないのであまり使いません。

関連コンテンツ

Googleアドセンス、関連コンテンツ

Googleアドセンス、関連コンテンツ

関連コンテンツは、「関連記事」「おすすめ記事」などの中に「広告」を混ぜる機能です。

上記では、8つのタイルのうち、5つは関連記事へのリンク、3つは広告になっています。

広告の部分だけではなく、どの記事を関連記事として表示するかもGoogleが選んでいます。

Googleが関連記事を選別するためには、一定の記事数やPV(ページビュー)が必要です。
そのため、Googleアドセンスのアカウントを作ったばかりのときは、「関連コンテンツ」ユニットは利用できません。

「関連コンテンツ」ユニット解放の条件

「関連コンテンツ」ユニットが解放される条件は公表されていませんが、

  • アカウント作成から1ヶ月以上
  • 100記事以上
  • 月間3万PV以上

これらが目安になってくるかと思います。

あくまでも目安です。
1日100万PV以上あるようなブログであれば、1ヶ月も待たずに「関連コンテンツ」が解禁されるでしょう。
1日1PVあるかどうかというブログであれば、何ヶ月も待っても「関連コンテンツ」ユニットは使えるようにならないと思います。

おそらく、Google内部ではこんな感じで関連度を測定しているのではないかと。

  • 記事の内容(テキスト・単語)からこの記事とこの記事は共通する単語が多いから関連度が高い
  • ユーザーがこの記事とこの記事へ続けてアクセスしているので関連度が高い

各記事の文字数が少ないと関連性の計測ができないので、一向に「関連コンテンツ」が解放されない可能性があります。
たとえば100文字程度の記事を100個投稿しても、「関連コンテンツ」の解放にはプラスに働かないはずです。

リンク広告

Googleアドセンス、リンク広告ユニット

Googleアドセンス、リンク広告ユニット

リンク広告というのは上記のようなものです。

「キーワード+虫眼鏡」のリンクボタンが4つ並んでいて、これらをクリックするとGoogle検索結果の画面になり、さらに検索結果一覧から見出しをクリックしてスポンサーサイトへ読者が移動すると成果になります。
(成果までに2段階でクリックが必要)

Googleアドセンスについて調べていると
「リンク広告はクリック率が高い」
「リンク広告はクリック単価が高い」
「リンク広告は収益アップにつながるので絶対設置した方が良い」
という意見をよく目にします。

しかし、自分のGoogleアドセンス管理画面を見ると「リンク広告」という項目がない。
どこから設定するのか頑張って調べても結局分らなかった。
という人も多いのではないでしょうか。

実は、「リンク広告」ユニットは2019年4月に廃止になりました。

リンク広告が廃止に

2019年4月、Googleアドセンスの仕様変更により、リンク広告が廃止になりました。

2019年4月までにGoogleアドセンスのアカウントを作り、元々「リンク広告」を使っていた人は、2020年3月現在でも「リンク広告」が利用できているみたいです。

しかし、2019年4月以降にGoogleアドセンスのアカウントを取得した人は、「リンク広告」を使うことができません。

現在、Google ではより魅力的な広告フォーマットへの移行を進めています。テキスト専用やディスプレイ専用の広告ユニットを段階的に廃止することで、ユーザー エクスペリエンスの向上を図り、現在の広告市場の状況にも適切に対応していく方針です。これを受けてアカウントでは、「テキスト広告のみ」と「ディスプレイ広告のみ」の広告ユニットの名前がすでに「ディスプレイ広告」に変更されており、すべての広告タイプに対応するよう更新される予定です。

広告ユニットに関する最新情報
https://support.google.com/adsense/answer/9193354?hl=ja

「テキスト専用」の広告ユニットは「段階的に廃止」となっていますね。

「リンク広告」もテキスト主体の広告なので廃止ということでしょう。

新規ユーザーには「リンク広告」を使わせない。
古参のユーザーもいずれは「リンク広告」が使えなくなる。
そういう方針のようです。

まとめ

Googleアドセンスの広告ユニットは4種類ありますが、とりあえず「ディスプレイ広告」と「関連コンテンツ」さえ使っておけば大丈夫。

また、Googleアドセンスの自動広告をONにしておけば、適切な広告ユニットを適当な位置に自動挿入してくれます。

最近アドセンスを始めた人は、「リンク広告」が無くなったことも覚えておきましょう。

Googleアドセンスのことを調べているときに、「リンク広告」について解説をしているけど廃止になったことについて触れていない記事を見つけた時は要注意。
そのサイトの情報は古くなっていて、その他の情報についても陳腐化している可能性があります。

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