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エムポックスに感染した埼玉県の男性が死亡 国内初のケース

概要

厚生労働省は13日、ウイルス感染症「エムポックス(サル痘)」に感染した埼玉県の30代の男性が死亡したと発表した。
男性はHIVに感染し、免疫不全状態だったという。エムポックスの患者の死亡は国内で初めて。
エムポックスは発熱や発疹などの症状が現れるウイルス性の感染症で、多くの場合は軽症で自然に回復するが、子供や妊婦、免疫不全の人は重症化することがある。

詳細

厚労省によると、男性は今年9月にエムポックスへの感染が判明した。埼玉県外の医療機関に入院して療養していたが、先月に死亡したという。海外渡航歴はなかった。
エムポックスは、感染した人や動物の体液や血液に接触したり、近い距離で長時間飛沫を浴びたりすることで感染する可能性がある。厚労省は「手の消毒など基本的な感染対策を行うとともに、発熱や発疹など体調に異常がある場合には身近な医療機関に相談してほしい」と呼びかけている。
エムポックスに詳しい岡山理科大学の森川茂教授は「エムポックスの致死率は0.数%ほどとされるが、HIVへの感染や、そのほかの病気で免疫不全の状態にある人では重症化したり、死亡したりするケースがアメリカをはじめ、海外でも報告されている。こうした重症化リスクの高い人でエムポックスへの感染が疑われ、体調が悪化した場合は、ためらわずに医療機関を受診し、早めに検査や治療を受けてほしい」と話している。
国内では昨年7月に初めてエムポックスの感染が確認され、これまでに227人の感染が確認されている。

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