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焼き魚に下に敷く葉っぱの呼び名を知ってる?
和食に欠かせない焼き魚ですが、魚の下に敷かれている葉っぱにはどんな意味があるのでしょうか?その葉っぱの名前や種類、季節によって変わるかいしきのコツなどをご紹介します。
かいしきとは?
かいしきとは、和食で料理を器に盛りつける際に使う木の葉や紙のことです。身近なものでは、お正月の鏡餅に添えるユズリハ、柏餅を包む柏の葉、魚料理の下に敷く笹の葉なども、かいしきにあたります。もともとは、殺菌や防腐の目的で使われることが多かったかいしきですが、冷蔵庫など保存設備が整った現代では、おもに料理に彩りを添える目的で使われています。
焼き魚に敷く葉の種類と意味
焼き魚に敷く葉の種類は、季節や地域によってさまざまですが、一般的には笹の葉や椿の葉などがよく使われます。これらの葉には、抗菌作用や防腐作用があるとされています。また、葉の香りや色が魚の臭みを消したり、食欲をそそったりする効果も期待できます。
かいしきのコツ
かいしきに使う葉は、新鮮で清潔なものを選びましょう。また、葉の大きさや形は、料理や器に合わせて調整しましょう。葉の色や模様も、料理の色や季節感に合わせて選びましょう。かいしきは、料理の見た目を美しくするだけでなく、食材のいわれや意味を伝える役割もあります。例えば、お正月のおせち料理には、縁起のいいとされる植物がかいしきとして使われます。松は不老長寿、竹は子孫繁栄、菊は延命長寿・厄除などの意味があります。
かいしきの保存方法
かいしきに使う葉は、採取したらすぐに使うのが理想ですが、保存する場合は、冷凍庫に入れるのがおすすめです。よく洗って形を整えた葉を、キッチンペーパーで挟んでビニール袋に入れておけば、色や形を保ったまま長期保存できます。使うときは、自然解凍してから料理に添えましょう。
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