Gmail、Twitter、Instagramなど、ログアウト/ログインしてアカウントを切り替えていませんか?
Chromeのプロファイルを切り替えれば、ログインやログアウトを繰り返す手間が解消されます。
Chromeのプロファイルを切り替える方法
chrome.exeのショートカットを作り、リンク先に
–user-dada-dir=xxx
のような文字を追加すると、プロファイルを追加できます。
詳しい手順を以下に述べます。
Chromeプロファイルとは?
プロファイルとは、閲覧履歴とか、パスワードとか、Chromeに関する設定のことです。
プロファイルを複数作ることで、ユーザーの切り替えが簡単にできます。
たとえば、Gmailを仕事用とプライベート用で使い分けている場合、
- Chrome(仕事用)を起動すると、仕事用のGmailにログイン済みの状態でブラウザが起動する
- Chrome(プライベート用)を起動すると、プライベート用のGmailにログイン済みの状態でブラウザが起動する
みたいなことができます。
一旦ログアウトして、別のアカウントでログインしなおすという作業が不要になるのですごく便利です。
ブラウザを2台同時に起動して、2つのGmailアカウントを同時に見ることもできます。
Chromeのプロファイルを切り替える方法(詳細)
Chromeプロファイルを切り替えるには、chrome.exeのショートカットを作成し、ショートカットの起動オプションにプロファイルの保存先フォルダを指定するだけです。
以下に詳しく説明します。
chrome.exeがあるフォルダ
一般的に、
C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application
のようなフォルダに
chrome.exe
というファイルがあります。
これがGoogle Chromeブラウザの本体です。
chrome.exeのショートカットを作成
chrome.exeを右クリック、ショートカットの作成をクリックすると
「ここにショートカットを作成することはできません。デスクトップ上に作成しますか?」
のようなポップアップが現れるので、「はい」を押しましょう。
デスクトップに、chrome.exe – ショートカットというのが作成されます。
ショートカットのプロパティを開く
chrome.exe – ショートカットを右クリックし、プロパティを開きます。
リンク先に、プロファイル用のフォルダを指定
プロパティの画面で、「ショートカット」タブを開きましょう。
リンク先には
“C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe”
のような文字列が入っています。
これを
“C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe” –user-data-dir=C:\chrome2
のように変更します。
つまり、
–user-data-dir=C:\chrome2
という文字を付け足しました。
OKを押して、設定を保存します。
この時点では、C:\chrome2というフォルダは存在しません。
ショートカットを起動する
プロパティを変更後、chrome.exe – ショートカットをダブルクリックすると、まっさらな状態のChromeが起動します。
「Chromeへようこそ」みたいな画面が表示されるので、
「開始する」とか「スキップ」とかをクリックして、初回起動用のチュートリアルを終わらせましょう。
すると、C:\chrome2というフォルダにいろいろとファイルが生成されます。
プロファイルを複数作る
chrome.exeのショートカットを複数作成し、
リンク先に設定する–user-data-dir=xxx
のxxxの部分をショートカットごとに別のフォルダを指定しましょう。
「プロファイル = xxxに指定したフォルダ」なので、ショートカットの数だけプロファイルを作成できます。
また、ショートカットの名前は好きなものに変更してもOKです。
まとめ
Chromeのプロファイルを複数作ると、アカウントの切り替えが便利です。
わたしは、Chromeを2台起動して、
- ChromeAはブログの管理者でログインしている状態
- ChromeBはログインしていない状態
で使っています。
非公開の投稿が
- 管理者からは見える
- 一般ユーザーからは見えない
という意図した動きになっているかを確認をするときに使っています。
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