にゃん分間待ってやる

「文章の書き方」や「アクセスアップ」などブログ運営のテクニックを解説。

Googleアドセンス GDPRに対応する方法

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Googleアドセンス GDPRに対応する方法

プライバシーとメッセージ

プライバシーとメッセージ

Googleアドセンスの管理画面で

欧州経済領域と英国で AdSense による広告配信を引き続き実施するには、Google 認定の CMP を使って GDPR メッセージを表示してください。2024 年 1 月 16 日までに表示されないと、その後、メッセージは自動的に表示されます。

というメッセージが表示されていて気になる

または、GDPRの設定をしたはずなのにメッセージが消えなくて困っているという人向けの情報です

GDPRとは

GDPRとは「General Data Protection Regulation」の略
要するにEUにおける個人情報保護法です

2014年1月16日からは
「このサイトでは広告を表示するためにあなたの個人情報を利用しますけど大丈夫ですか?同意する/同意しない」
みたいなメッセージを表示して、「同意する」を選んだ人にしかGoogleアドセンスの広告が表示されなくなります

ただし、これはEUおよびイギリスでの話なので、日本語で日本人向けのブログを運営している平均的なブロガーにはほぼほぼ無関係な話です

ヨーロッパ在住の日本人とか、日本語を使える外国人とかのアクセスが多少はあるでしょうが、うちのサイトの場合、外国からのアクセスは割合的に0.1%以下

GDPRに対応しなかったところで
EU圏からアクセスした人には広告が表示されない
日本からアクセスした人には今までどおり広告が表示される
という状態になるだけです

収益が0.1%下がったところで誤差の範囲

とはいえ、Googleの内部アルゴリズム的に
GDPRに対応しないとサイトの評価そのものを下げられて検索順が下がったりするかもしれないので、念のため対応したほうがいいでしょう
(あくまで「かもしれない」です)

大まかな設定の手順としては2ステップ
1.GDPR設定
「うちのサイトはGDPRに対応します」というGoogleへの報告
2. GDPRメッセージの作成
「個人情報うんたらかんたらに同意しますか?」みたいなメッセージをサイトの利用者に表示する設定

どちらもGoogleアドセンスの管理画面から設定可能です

具体的な設定手順を見ていきましょう

GDPR設定

プライバシーとメッセージ

プライバシーとメッセージ

GDPR設定に移動」をクリックすると以下のような画面になります

GDPRの設定

GDPRの設定

2024 年 1 月 16 日までに GDPR 同意メッセージを作成してください」のところに以下の2つの選択肢があります

  • 私が 2024 年 1 月 16 日までに GDPR メッセージを作成しない場合は、GDPR メッセージを自動作成して公開してください。
  • 私は GDPR メッセージを作成しません。

変な言い回しになっていますが
上の選択肢
私が 2024 年 1 月 16 日までに GDPR メッセージを作成しない場合は、GDPR メッセージを自動作成して公開してください。
これが「うちはGDPRに対応します」という宣言で

下の選択肢
私は GDPR メッセージを作成しません。
これが「うちはGDPRに対応しません」という宣言です

基本的には上の選択肢
私が 2024 年 1 月 16 日までに GDPR メッセージを作成しない場合は、GDPR メッセージを自動作成して公開してください。
を選びましょう

GDPRメッセージ

GDPRの設定

GDPRの設定

2024 年 1 月 16 日までに GDPR 同意メッセージを作成してください」の少し上に
メッセージ」と「設定」2つのタブがあり、現在は「設定」を開いている状態です

メッセージ」の方をクリックすると以下のような画面になります

GDPRメッセージ

GDPRメッセージ

上記の画面で「メッセージの作成」ボタンをクリックすると、下記のような画面が開きます

メッセージの作成

メッセージの作成

言語

EU圏からアクセスした人に向けて表示するメッセージなので
言語」は「英語(en)」を選びましょう

ユーザーの選択

EU圏からアクセスしたユーザーにどういう選択肢を表示するかという設定です

「ユーザーの選択」のところに

  • 同意: オン
  • オプションを管理: オン
  • 同意しない: オフ
  • 閉じる(同意しない): オフ

のような4つの項目があります

同意」「オプションを管理」の2つは強制的に「オン」になっていて変更不可です

同意しない

同意しない」は「オン/オフ」を選べますが「オン」にすると
Manage options」のボタンが「Do not consent」という文言に代わります

同意しない」は「オフ」がいいでしょう
オフ」だと「Manage options」のボタンをクリックしたときに別の画面が開いて
そこで「同意する」「同意しない」を選ぶような感じです

閉じる(同意しない)

閉じる(同意しない)」を「オン」にすると
GDPRメッセージの画面右上に「×」アイコンが表示されて
ユーザーが「×」をクリックすると「同意しない」を選択したのと同等の効果になります

閉じる(同意しない)」は「オフ」がいいでしょう

GDPRが機能しているか確認する方法

GDPRメッセージ

GDPRメッセージ

無題のGDPRメッセージ」のようなものが作成されていて
ステータス」が「公開済み」となっていればOKです

また、設定後しばらくしてから再度この画面を開き
表示されたメッセージ数」のところが0以外の数字になっていたら
確実にGDPRメッセージが機能していて
ユーザーに「同意しますか?」みたいな画面がちゃんと表示されています

警告がいつまでたっても消えない

プライバシーとメッセージ

プライバシーとメッセージ

Googleアドセンスの管理画面でGDPRの設定が完了したはずなのに

欧州経済領域と英国で AdSense による広告配信を引き続き実施するには、Google 認定の CMP を使って GDPR メッセージを表示してください。2024 年 1 月 16 日までに表示されないと、その後、メッセージは自動的に表示されます。

という警告がずっと表示されたままになっている

「大丈夫なんだろうか?ちゃんとGDPRの設定が機能しているんだろうか?」と心配になりますが、正しく設定しても警告は表示され続けます
無視して大丈夫です

Googleアドセンスの管理画面で
プライバシーとメッセージ」 > 「GDPR」の画面を開くと下記のような画面になるので

GDPRメッセージ

GDPRメッセージ

表示されたメッセージ数」の数値がカウントされて0以外になっていれば確実にGDPRメッセージが機能している証拠なので安心してください

表示されたメッセージ数」の数値が0でも
ステータス」が「公開済み」となっていればOKです
この場合は、単純にEU圏からのアクセスが発生していないのでGDPRメッセージを表示する機会がないだけです

 

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