Google Site Kit(Google Analytics)のEngagement Rateとは?
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Google Site KitやGoogle AnalyticsのEngagement Rate(エンゲージメントレート、エンゲージメント率)というのは、ユーザーが10秒以上または2ページ以上サイトを閲覧した割合です
Google Site Kit(Google Analytics)のEngagement Rateとは?
WordPressのGoogle Site Kitプラグインを使うと、Engagement Rateというのが確認できるのですが
「この数値が何なのか分からない」
「Engagement Rateは高いほうがいいの?低いほうがいいの?」
と疑問に思っている人もいるでしょう
Engagement Rateはパーセントで表示されていますが、この数値は高いほうがいいです
Google Analyticsヘルプ [GA4] エンゲージメント概要レポートによると
「エンゲージのあったセッションとは、10 秒以上続いたセッション、コンバージョン イベントが 1 回以上発生したセッション、ページビューまたはスクリーン ビューが 2 回以上発生したセッションです」
エンゲージメントの条件
以下のいずれかの条件を満たすとエンゲージメントとして扱われます
- 10秒以上のセッション
- コンバージョンの発生
- PVが2回以上
コンバージョンの発生というのは
「ユーザーが○○したらコンバージョンとしてカウントする」という設定をGoogle Analyticsの画面から事前に自分で設定しておく必要があります
たとえば
「資料請求ボタンを押したらコンバージョン」
「購入ボタンを押したらコンバージョン」
みたいなことを自分で条件設定する必要があります
デフォルトでは何も設定されていないので、コンバージョンは一切発生しません
企業サイトの運用担当者がGoogle Analyticsをガチ利用するような場合を除いて、一般的なブロガーレベルならコンバージョンのことは気にしなくていいです
重要なのは
「10秒以上のセッション」と「PVが2回以上」の部分です
エンゲージメント率の対義語は直帰率
Google Analyticsでは昔は直帰率(離脱率)というのを使っていましたが、直帰率に代わって登場したのがEngagement Rateです
直帰率が70%なら、Engagement Rateは30%
直帰率が40%なら、Engagement Rateは60%
というような対の関係になっていて、両方を足すと100%になります
直帰率というのはサイトをあまりちゃんと利用しないで画面を閉じられた割合です
直帰の具体的な条件としては
- ページの表示時間が10秒未満
- PVが1
Googleの検索結果などからユーザーが来てページを表示してくれたものの、すぐに「戻る」ボタンを押されたら直帰したとみなされます
この「すぐに」の判断基準が「10秒」というわけです
また、ページの表示時間が10秒未満だったとしても
サイト内の別のページに遷移した場合はセーフ、直帰とはみなされません
まとめ
エンゲージメント率は高いほうがいいです
エンゲージメント率が高いほど、Googleから有用なページだと認識されてGoogleの検索順位が上がります
ページが10秒以上表示される、または、サイト内の別のページに移動した場合にエンゲージとみなされ
エンゲージメント率 = エンゲージのあったセッション数 ÷ 全セッション数
エンゲージメント率の対義語は直帰率(離脱率)
10秒未満でユーザーがページを閉じると直帰となります
「直帰率が高い」=「エンゲージメント率が低い」と、Googleから価値の低いページだと認識されてGoogleの検索順位が下がります
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