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バナナの甘さと栄養を最大限に引き出す方法
バナナは日本人にとって馴染み深い果物ですが、実はその甘さや栄養価には秘密があります。バナナの一番甘い部分や、黒い斑点の意味、冷凍バナナの効果など、知っておくとより美味しく食べられるポイントをご紹介します。
バナナの一番甘い部分は?
バナナは柄に近い部分、真ん中、柄に遠い部分で甘さが異なります。一番甘くて美味しいのは、柄から遠い先端の部分です。この部分の糖度は22.1度と、メロンよりも甘いのです。これは、バナナの実が太陽の光を浴びて光合成をすることで、糖分が作られるためです。柄に遠い部分には花が咲いていて、太陽の光を一番受けるので、糖度が最も高くなります。バナナの皮を剥いて、最後に食べる部分が一番甘いのですね。
バナナの黒い斑点の意味は?
バナナの皮に現れる黒い斑点は「シュガースポット」と呼ばれ、甘さだけでなく、ポリフェノール量もアップしている食べごろのサインです。ポリフェノールは抗酸化作用や血管を強化する作用があると言われています。シュガースポットのあるバナナに含まれるポリフェノール量は、ぶどうの約2倍になります。シュガースポットが出てくるのを待つことで、より栄養価の高いバナナを食べることができます。
冷凍バナナの効果は?
シュガースポットが現れたバナナは、約2~3日で傷みやすいので注意が必要です。味や栄養価が低下してしまうのを防ぐためには、冷凍バナナがおすすめです。食べやすい大きさに切って冷凍するだけで、ポリフェノールが倍増した状態がキープされ、約1か月も保存が可能です。冷凍バナナはバナナアイスのような味わいで、好きな時にデザートとして食べることができますよ。
バナナの甘さと栄養を最大限に引き出す方法をご紹介しました。せっかく食べるなら、甘くて栄養価の高い時期を狙って食べてみてはいかがでしょうか?
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