にゃん分間待ってやる

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【重要】Google AdSenseで「広告主に対して情報を透明化する」を実行するとあなたの氏名が世界中に公表されてしまうので注意

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【重要】Google AdSenseで「広告主に対して情報を透明化する」を実行するとあなたの氏名が世界中に公表されてしまうので注意

お客様のサイトを分析したところ、増収が見込める新たな最適化案が 1 件見つかりました。

お客様のサイトを分析したところ、増収が見込める新たな最適化案が1件見つかりました。

お客様のサイトを分析したところ、増収が見込める新たな最適化案が1件見つかりました。

Google AdSenseの管理画面を開くと
「お客様のサイトを分析したところ、増収が見込める新たな最適化案が 1 件見つかりました。」
と表示されていて

広告主に対して情報を透明化する
という最適化案が提示されていました

収益がアップするなら試してみようかなと
最適化案を表示」をクリックしたところ以下のような画面になりました

広告主に対して情報を透明化する

広告主に対して情報を透明化する

広告主に対して情報を透明化する

広告主に対して情報を透明化する」の効果として

  • 広告主が、パブリッシャー様の身元情報を、安全かつ信頼できる方法で確認できるようになります
  • 収益を拡大する可能性が高まります

この事象による影響として
「○○ は、ビジネス ドメインとして sellers.json に追加されます。販売者情報を sellers.json で広告主に対して透明化すると、パブリッシャー様のドメインと名前が公開されます。ステータスは後で変更できます。」
と記載があります

自分の名前が公開されちゃうってこと?
それって危ないのでは?

左下の「」マークをクリックすると
sellers.json で販売者情報を提供する
というヘルプページが開きます

このヘルプページからsellers.jsonというファイルがダウンロードできるようになっているんですが、中を見てびっくり

2023年10月現在で132MBという結構大きめのファイルサイズで
中には120万人以上のアドセンスパブリッシャーのIDと氏名が載っていました

パブリッシャーというのはアドセンスの広告をサイトに載せているサイト運営者のことです

"sellerId": "pub-1234567890123456",
"name": "山田太郎"

上記のような感じのデータが120万人分も載っているんですよ
普通に個人の氏名が載ってました

sellerId(pub-1234567890123456みたいなやつ)はサイトで右クリックをして「ページのソースを表示」から簡単に調べられます
※自分のサイトでなくても人のサイトでも普通に見られます

広告主に対して情報を透明化する」といいつつ
sellers.jsonというファイルは広告主とか関係なく誰でも見られます

ということは、「広告主に対して情報を透明化する」の項目をOKしちゃうと
あなたのサイトからsellerIdを調べて、sellers.jsonのファイルからそのIDを検索するだけで、あなたの氏名が分っちゃうんですよ

これって実質的には、サイトに堂々と自分の氏名を載せているようなものですよ

「広告主に対して情報を透明化する」は危険

初めから氏名を公表している人はいいけど
匿名でサイトを運営している人のほうが多数派だと思いますし
ネットで個人情報を晒すのは危ない」って学校で習った世代には恐怖だと思います

普通にサイトを運営しててもコメント欄を荒らされたり
変な人に粘着されたりってのはたまにあるので
そういう人に自分の本名を知られるのはすごく怖いです

Googleの説明では「広告主に対して」と記載されていますが、実際には世界中に自分の氏名を公表することになるので
広告主に対して情報を透明化する」を適用するのは危険です

収益を拡大する可能性が高まります」という甘い言葉に釣られてうっかりONにしてしまわないように気をつけましょう

sellers.json の項目

ヘルプページ(sellers.json で販売者情報を提供する)によると
sellers.jsonファイルには次の項目があります

フィールド 説明
seller_id 16 桁のサイト運営者コード(例:pub-1234567890123456)
is_confidential true の場合、nameとdomainはsellers.jsonファイルにリストされません。
seller_type PUBLISHER、INTERMEDIARY、BOTHのいずれかです。収益化しているサイトの所有者である場合や、Google から直接支払いを受け取る場合は、PUBLISHERに分類されます。そうでない場合は、INTERMEDIARYに分類されます。両方のカテゴリに属している場合は、BOTHに分類されます。
name 販売者名。これは、お支払いプロファイルの [名前と住所] セクション(個人アカウント)または [会社名と住所] セクション(ビジネス アカウント)に表示される名前です。

注: 名前を変更すると、自動支払いに 2 週間の遅延が発生します。

domain ビジネスのドメイン(例: example.com)。広告主がお客様のビジネスについて知るために使用できるドメインです。所有しているドメインAdSense で収益化しているものだけであれば、そのドメインを記載します。

INTERMEDIARYの場合は、sellers.jsonファイルがあるドメインです。

ビジネスのドメインの詳細をご確認ください。

重要なのは「name」の項目

広告主に対して情報を透明化する」を適用した場合
Google AdSenseの「お支払いプロファイル」に登録してある氏名がsellers.jsonというファイルに記載され、世界中の誰でも見られるよう状態になります

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